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 新型コロナワクチンの3回目の追加接種について、ファイザーに続き、モデルナのワクチンが特例承認されました。2回目と比べ半分の量を接種しますが、気になる副反応に変化はあるのでしょうか。

 今月から医療従事者を対象に始まった3回目のワクチン接種。これまでにおよそ12万人が接種を終えました。ただ、これはすべて、ファイザー社製のワクチン。

 こうしたなか、厚労省は16日、モデルナ社製についても3回目の接種への使用を特例承認しました。

堀内詔子ワクチン担当相 今月10日
 「1、2回目の接種ではファイザー社のワクチンを接種された方が多いのが現状です。3回目になって、モデルナを初めて打つという方も多く出てくると思っておりますので」

 堀内大臣によりますと、3回目では、ファイザーとモデルナの供給量が「6対4程度」になる予定で、2回目までよりもモデルナの割合が増えるため、「3回目からモデルナ」を接種するケースが多くなる見通しだといいます。

 街の人からは・・・

1、2回目はファイザーを接種
 「姉がモデルナだったんですけど、熱が出ちゃってしんどそうだったので、3回目がファイザーじゃないなら打ちたくないなと思っています」
 「いつまで続くんだろうなというのはけっこうあって、4回目やってって永遠に続いてしまうのかな。終わりが見えない」

 モデルナの3回目接種では、海外の臨床試験のデータなどをもとに2回目までと比べて半分の量を接種します。

堀内詔子ワクチン担当相 今月10日
 「前回モデルナが0.5ミリリットルだったのが、今回3回目については0.25ミリリットルになります。そういった意味で、副反応がその分だけ少なくなるという可能性もある」

 大臣は期待をにじませますが厚労省によりますと、副反応については2回目と同程度だとされています。