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 全国農業協同組合中央会(JA全中)は、農業や食料への理解を深めてもらうため、10月16日を「国消(こくしょう)国産の日」として日本記念日協会から認定を受けた。「国消国産」は「国民が必要とし消費する食料は、できるだけその国で生産する」という意味で、JAグループ共通のメッセージ。国内農業と食料生産の現状を消費者に知ってもらうのが目的で、昨年12月から本格的に提唱を始めた。記念日認定は今年8月。認知向上のため特設サイト「おうちで#国消国産クッキング」を立ち上げている。制定日の10月16日は、国連食糧農業機関(FAO)の創設日で、1981年に国連が世界の食料問題を考える「世界食料デー」に定めている。