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日本人選手としては、イチロー以来のシルバースラッガー賞を受賞したほか、今年度のア・リーグMVPも確実視されるなどフィーバーを巻き起こしている大谷翔平。名実ともに世界最高峰のプレイヤーに成長した大谷に全米が熱狂しているなか、とある一人の「サムライ」の偉業に、日本の野球界から大きな賛辞の声が集まっている。

 

 

先日、サンフランシスコ・ジャイアンツにて14年間ブルペン捕手を努めた植松泰良氏が、来シーズンからアシスタントコーチに昇格することが発表された。フルタイムでメジャーのコーチを務めるのは、日本人としては初めてとなる偉業だ。

 

植松氏は高校卒業とともに、トレーナーを目指し単身でアメリカへ留学。その後ジャイアンツ傘下のチームにてインターンとして採用された後、ブルペン捕手として正式に採用されたという経歴の持ち主。プロでの経験は一切ないものの、ブルペン捕手としての実力の他、打撃投手など裏方での仕事が評価され、今回コーチとして採用されることになったという。

 

 

そんな苦労人の偉業に対して、メジャーリーグ(MLB)で活躍する名投手も感嘆の声をあげている。サンディエゴ・パドレスに所属するダルビッシュ有は、このニュースが報じられたSNS投稿を取り上げ「凄いなぁ。。」と反応。長年MLBの一線で活躍しているダルビッシュからも、大きなリスペクトが寄せられた。

 

 

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今シーズン、MLB最多の107勝を挙げた名門にてコーチを務める植松氏。彼の手腕がチームにどのような影響を与えるのか、早くも来シーズンが楽しみだ。