大学入試センターによると、2日間の大学入学共通テストで計3人が失格になった。三重県の会場では、受験生が国語の試験でスマートフォンを太ももの間に挟んで隠しているのを試験官が見つけた。指摘された受験生は「分からない問題を調べようと思った」と不正を認めた。スマホに関連した不正行為の認定は前身の大学入試センター試験を通じて6件目。
徳島県では、数学の試験で他人の解答用紙をのぞき込むようなしぐさをして試験官から注意された受験生が、その後の理科でも同じように周囲の答案をのぞいていたためカンニングと認定された。