こんにちは、長井ジンセイ(longlife_JN)です。
2022年もはや半月が経過、会社員としては来期の事業計画作成などに追われていますが、個人として今年初めにやらなければならないのが確定申告です。
以前にレビューしたふるさと納税(ふるさとチョイス)、昨年私が寄付した自治体が5団体を超えワンストップ特例制度が使えないため、確定申告を行わなければなりません。
今回はふるさと納税の確定申告について、先ずは準備編としてそのやり方をレポート致します。
マイナンバーカード方式(2次元バーコード)による確定申告準備
昔は紙での提出一択でしたが、、今はe-Tax(電子申告)が主流となっています。
さらに以前必要だったICカードリーダライタがなくてもスマホを使った申告が可能に。
マイナンバーカードとマイナンバーカード読取対応のスマートフォンを利用してe-Tax(電子申告)を行うべく、必要な準備を進めていきます。
マイナポータル連携とは?
先ずチェックしておきたいのが「マイナポータル連携」の仕組みです。
医療費控除/ふるさと納税(寄付金控除)/生命保険料控除/地震保険料控除/住宅ローン控除/株式等に係る譲渡所得等について、マイナポータルと連携してデータを一括取得し、所得税確定申告書に自動入力してくれる…というシステムです。
何事もなるべくデジタルで楽に行いたい私、今回はマイナポータル連携によるふるさと納税の確定申告(寄付金控除)にチャレンジします。
マイナポータルの事前準備
まずはマイナポータルサイトで利用者登録を行っておく必要があります。
マイナポータルの利用者登録
[1]マイナンバーカードと[2]利用者証明用電子証明書のパスワードを用意して、まずはマイナポータルサイトから利用者登録を行います。
PC/タブレットからも利用者登録可能ですが、ICカードリーダライタがない場合はスマホアプリから2次元バーコード読み取りが必要になります。
私のようにPCにICカードリーダライタがない環境の場合、結局スマホが必要になるので、最初からスマホで行った方が簡便です。
マイナポータルの利用には、マイナポータルアプリをスマホにインストールしておく必要があります。
マイナポータル自体はブラウザベースで動きますが、マイナンバーカード読み取り等の際にアプリがインストールされている状態になっていなければなりません。
マイナポータルのログイン
利用者登録を行った後も、マイナポータル利用時は都度ログインする必要があります。
利用者登録時と同様、[1]利用者証明用電子証明書のパスワードを入力、[2]マイナンバーカードをスマートフォン(NFC)で読み込みしてログインします。
利用者証明用電子証明書のパスワードとは?
ここでつまづきがちなのが「利用者証明用電子証明書のパスワード」ですね。
マイナンバーカードに搭載されている4種類の電子証明書のパスワード(暗証番号)のうちの一つで、マイナンバーカードの交付を受ける際に受付窓口で自分で設定したものです。
「個人番号カード・電子証明書 設定暗証番号記載票」という控え用紙に、自分が設定したパスワードを記載している筈ですので、不明な方は探してみてください。
※控え用紙のフォーマットは自治体ごとに異なります
マイナポータルでふるさと納税(ふるさとチョイス)の確定申告
さてマイナポータルが利用可能な状況になったところで、「寄附金控除に関する証明書」の自動入力が可能なマイナポータル連携の環境設定に移ります。
マイナポータル連携可能な4つのふるさと納税ポータルサイト事業者
マイナポータル連携可能な控除証明書等発行主体のうち、ふるさと納税に関しては「さとふる/ふるなび/楽天ふるさと納税/ふるさとチョイス」の4つの事業者となっています。
マイナポータル連携の流れ(ふるさとチョイス)
では私が使っているふるさとチョイスを例に、マイナポータル連携を行う際の流れについてみていきます。
「もっとつながる」メニューから「e-私書箱」を選択
マイナポータルのトップメニューの「もっとつながる」から「e-私書箱」を選択します。
e-私書箱のアカウントを開設して、マイナポータルとe-私書箱を連携
e-私書箱のアカウント開設手続を行います。
「つながっているウェブサイト」に「e-私書箱(野村総合研究所)」が表示されていれば、事前準備はOKです。
ふるさとチョイスのマイページからe-私書箱連携ページにアクセス
次に、e-私書箱を使ってふるさとチョイスを連携させます。
しかし、ここから先は2022年1月31日以降にできるようになるそうで、ふるさとチョイスのサイトからはまだe-私書箱連携が出来ません。
e-私書箱にログインしてふるさとチョイスとe-私書箱連携の連携を完了する
2022年1月16日現在、e-私書箱の連携可能サービス(ふるさと納税)には「ふるさとチョイス」は残念ながらまだ表示されていません。
ふるさとチョイス✕e-taxの確定申告は2022年1月31日まで待機
ふるさとチョイスのサイトにも、『2022年1月31日(予定)より、ふるさとチョイスのマイページより証明書(XMLファイル)の発行申込が可能』と記載があります。
マイナポータル連携は行わずe-taxでXMLファイルをアップロードするやり方としても、ふるさとチョイスでXMLファイルによる証明書の発行申込が可能な2022年1月31日までは、寄付金控除のデジタル処理を行えない状況です。
ということで、e-taxによりふるさとチョイスの確定申告(寄付金控除)を行う方は、(マイナポータルの利用者登録など事前準備を行った上で、)1月31日以降に手続を行う必要がありますね…
1月中にさっさとふるさと納税の確定申告を済ませたかったのですが…
とはいえ各自治体の「寄付金受領証明書」を一つずつ添付して申告するのも面倒なので、1月中は待機することとします。。
令和3年(2021年)確定申告の期限は2022年3月15日までなので、1月31日以降3月15日までの約1ヶ月半の間に確実に手続を行って、きっちり寄付金控除を確定させましょう。
当ブログでも次の手続についてまたレポートするつもりです。
The post サラリーマンの確定申告|e-tax✕マイナポータルでふるさと納税=寄付金控除[準備編] first appeared on 後悔ゼロ!早期退職ラボ.