イエメンではアデン(南部、暫定首都)やサナアの外港ホデイダ等で何かが起きていることは先に報告しましたが、アラビア語メディアはサウディ等アラブ軍の報道官は15日あらためて、ホデイダからの撤収は「転進」で、戦略的な目標に基づくものと釈明?するとともに、hothy軍はストックホルム合意違反を300軒も犯していると非難した由。
更にhothy軍はホデイダの南方に向けて攻撃したが、これを撃退したと発表した由
他方ホデイダからは数千名のイエメン人が避難している由
また、イエメン政府は、アラブ連合軍やその同盟イエメン軍のホデイダからの撤収については、何の連絡もなかったとしている由
7 آلاف يمني يفرون من جنوب الحديدة تحسباً من بطش الحوثيين | الشرق الأوسط (aawsat.com)
未だ情報も錯綜していて真相は不明だが、どうやらアラブ連合軍西部海岸地帯を諦め(この次の注目地点はより南のモカが制圧されるかどうかで、hothy軍がモカまで占領すると、紅海の入り口のバーブルマンデブ海峡に対する脅威も増えると思う)、またアデンは基本的にUAEとその手先に任せることとしたのではないかと思われ、サウディ等はイエメンの分割を許容し始めたように思われる
またイエメンのみならず、シリア、スーダン、リビア等でのUAEnお活発な動きに比し、サウディの影が薄くなっているが、やはりサウディ人ジャーナリストの暗殺で米国から圧力を受け、皇太子はじめサウディ要人の動きが制約されているのであろうか?