【イスラマバード共同】アフガニスタン南部カンダハルにあるイスラム教シーア派のモスク(礼拝所)で15日、爆発が起き、国営メディアによると少なくとも32人が死亡、68人が負傷した。自爆テロとみられる。モスクでは金曜礼拝が行われていた。犯行声明は確認されていない。南部カンダハル州は、暫定政権を樹立したイスラム主義組織タリバン発祥の地。
暫定政権の内務省幹部は、特殊部隊を現場に派遣し、爆発原因を調べていると明らかにした。現場を取材した地元記者によると、複数の男がモスク内外で自爆した。AP通信によると金曜礼拝には通常500人ほどが集まるという。