【サンサルバドル共同】世界で初めて暗号資産(仮想通貨)のビットコインを法定通貨とした中米エルサルバドルで、ビットコイン用のスマートフォン専用アプリを巡って、個人情報が盗まれたなどとする届け出が15日までに700件以上に上った。現地紙などが報じた。
同国では9月7日からビットコインを導入。政府は利用促進のため、専用アプリをダウンロードした国民に30ドル(約3400円)分のビットコインを配布している。アプリの使用には身分証明書番号の登録などが必要だが、第三者に番号を利用され、30ドル分を使われたなどとする届け出が相次いでいる。