三井住友カードとSB C&Sは、探し物トラッカー 「Tile」 を搭載した新たなクレジットカード 「三井住友カード Tile」 を、2021年1月中旬以降に順次発行する。
「Tile」 機能が組み込まれたクレジットカードは世界初。1月の発行に先駆けて、本日12月16日(木)より予約受付を開始する。
「三井住友カード Tile」 2021年1月中旬以降に順次発行
「三井住友カード Tile」 は、三井住友カード株式会社とSB C&S 株式会社のパートナーシップ、またTileからの技術サポートにより開発された商品。「Tile」 機能が組み込まれた、世界初のVisaカードとして実現した。
従来のクレジットカードのサイズや厚みは同じで、ICチップの搭載やタッチ決済にも対応しているため、従来のクレジットカードと同じように利用できる。
そして、Tile機能に対応しているため、カードを紛失した場合でも、スマートフォンとカードの接続が切れた場所をアプリで確認することができる。また、クレジットカードを財布に入れておけば、財布の紛失防止にも役立てられる。
「三井住友カード Tile」 には、物理スイッチとスピーカーが内蔵されており、スマートフォンのボタンを押せばカードが鳴り、カードのスイッチを押せばスマートフォンを鳴らすことが可能。もちろん、スピーカーにも対応しているので、音声でカードから音を鳴らし場所を探すことができる。
Tileの動作は内蔵された超薄型バッテリーにて実現する。バッテリーは1,000回以上の屈曲テストにクリアしており、安全に使用できる。
内蔵バッテリーは充電に対応している。新開発のEMVチップは充電端子も兼ねており、付属の専用充電器でフル充電した場合、最長半年間使用できる。もしバッテリー残量がなくなったとしても、クレジットカードの機能は可能。
「三井住友カード Tile」 の国際ブランドはVisa。カードの発行手数料は5,500円(税込)、年会費は1,375円(税込、初年度無料)。利用枠は100万円まで、海外旅行傷害保険は最高2,000万円までとなっている。
ポイント制度はVポイント。200円(税込)につきVポイントが1ポイント(0.5%還元)付与され、大手コンビニ3社とマクドナルドの利用で+2%が還元される。
なお、同カードはATMや券売機など、カードを出し入れする端末では利用できないとのこと。キャッシングにも非対応となっている。
「三井住友カード Tile」 は、2021年12月16 日(木)より先行予約を開始し、1月中旬以降に順次発行される。ちなみに、初回発行分は最大1,500枚となるため、抽選制になる。欲しい場合は先行予約期間中(12月16日~1月14日)に予約する必要があるとのことだ。
なお、同クレジットカードは満18歳以上(高校生は除く)を対象者としており、未成年の方は親権者の同意が必要だ。
画像提供:三井住友カード、SB C&S
【三井住友カード、SB C&S】共同新商品発表会