若干唐突な感じを与えるニュースですが、al sharq al awsat netは、コロンビア国防相が15日、テロを企てていたヒズボッラーの要員2名を摘発し、国外追放に処したと発表したと報じています。
それによると、彼等は2020年だったかにバグダッド空港で米軍ドローンだったかにより、殺害されたコドス部隊スレイマーニ司令官の報復のため、米、イスラエル等に報復を計画していたが、モサド(イスラエルの対外情報部)等も協力して、摘発に成功したとのことです。
تفكيك خلية لـ≪حزب الله≫ في العاصمة الكولومبية | الشرق الأوسط (aawsat.com)
コロンビアと言えば、コカイン等麻薬取引の中心ですが、これまでもレバノン人がその取引に関係し、特にヒズボッラーは活動資金獲得のために積極的に関与していた(いわゆるレバノン・コネクション)と言われているので、この報道が事実であれば、ヒズボッラーとしては、スレイマーニの報復のためにこのレバノン・コネクションを利用したのでしょう