今、新築マンションの価格が高騰しています。不動産経済研究所の調査によれば、2020年、首都圏の新築マンションの平均価格は6083万円で、東京23区に限れば7712万円(全国平均4271万円)。そんなバブルともいえる状況の中、住宅の問題をどう考えたらいいのか。賃貸か購入か、マンションか戸建てか、新築か中古か、悩みは尽きません…。そこで編集部では『マイホームは価値ある中古マンションを買いなさい!』(ダイヤモンド社)の著者でマンショントレンド評論家の日下部理絵さんと『すみません、2DKってなんですか?』(サンマーク出版)の共著者で元国税専門官でマネーライターの小林義崇さんのお2人に、賢い住宅選びをテーマに対談していただきました。連載の第4回をお届けします(構成:書籍編集局/高野倉俊勝)。