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 原油価格が高騰する中、政府はガソリンの価格が一定の水準を超えた場合に価格上昇を抑える目的で補助金を出す方針を固めましたが、灯油や軽油も対象として検討していることがわかりました。

 現在、レギュラーガソリンの1リットルあたりの小売価格は全国平均で169円で、170円を超えるとおよそ13年ぶりの高値となります。政府はガソリンの平均価格が170円を超えた場合に、1リットルあたり最大5円分を石油元売り会社に出す方向で調整しています。

 経産省は灯油や軽油でも同じ仕組みの対策ができないか検討していますが、家計の負担をどこまで一時的な補助金で軽減できるかは不透明です。