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小惑星リュウグウの砂などを地球に持ち帰った「はやぶさ2」の帰還カプセルについて説明する島崎直也館長=長野県佐久市岩村田のsakumo市子ども未来館で2021年10月15日、坂根真理撮影 拡大
小惑星リュウグウの砂などを地球に持ち帰った「はやぶさ2」の帰還カプセルについて説明する島崎直也館長=長野県佐久市岩村田のsakumo市子ども未来館で2021年10月15日、坂根真理撮影

 小惑星探査機「はやぶさ2」の帰還カプセルが、長野県佐久市岩村田のsakumo市子ども未来館で展示されている。同館と佐久市が主催し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が協力する。全国を巡回しており、県内では同館が唯一の展示会場。19日まで。

 帰還カプセルは約52億キロに及ぶ宇宙の旅をへて、2020年12月に地球に帰ってきた。小惑星リュウグウの砂や石などを持ち帰ったカプセルは大きな話題を集めた。

 展示は、宇宙空間から大気圏突入時の約3000度の高熱からカプセルを守った「前面ヒートシールド」(レプリカ)や、カプセルの頭脳としての役割を果たした「搭載電子機器」など6点で、焦げた生々しい跡も見ることができる。

 島崎直也館長は「本物を見るとググッとくるものがある。宇宙を身近に感じてもらえたら」と話した。

 要事前申し込み。入場は午前と午後の2部制で、定員は各250人。同館ホームページから予約できるが、予約に空きがあれば当日の入場も可能。同館(0267・67・2001)。【坂根真理】

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