現状販売されている「4K120p対応テレビ」の中には4K120pの信号を入力すると垂直解像度を半分に間引いて表示する機種があるという問題が発生しているそうだ(AV Watch)。そこでImpressがソニー、パナソニック、シャープ、レグザ、LGの主要受像機メーカー各社に「御社の4K120p対応テレビに、4K120pのゲーム信号を入力した場合、一部で指摘されているような「垂直解像度が半分になる」症状は確認されていますか?」などの同一内容の質問をしたところ、
パナソニック「4K120Hzピュアモードを追加しました」(対応した)
シャープ「縦解像度は半分になっている。説明書にもそう書いてある」(対応してない)
東芝「解像度は落ちないで出力している」(対応している)
LG「問題なく4Kで表示してる」(対応している)
と4社から明確な回答があった。しかしソニーに関しては
「技術的な回答は控えますが、4K120pの信号が入力された場合は、ゲームモード使用時の動画表示において、滑らかでちらつきが少ない映像を体験頂くために、最適な映像処理を行なっています」
とする玉虫色の回答であったとしている。その後の追加質問でもYesともNoとも言わない回答だった模様。
あるAnonymous Coward 曰く、
対応していなかったがアップデートで対応したパナソニック
対応していないことを明言したシャープ
対応していることを明言した東芝
対応しているし実機で確認しているLGと
与党の国会答弁みたいな舐めた回答したソニー
というコントラストが明白となった。
これらの回答は4K120p対応テレビを買う際には参考にしたい。
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