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突然ですが、短パンに長袖を合わせるスタイリングが好きです。ファッション的な分析としては、長袖と短パンのシルエットはYラインに該当するのでメリハリが効いているように見える、という理屈。確かにサッカー選手の中でも、暑い最中に長袖でピッチを駆ける選手は特にかっこよく見えるもの(ベッカム、ルーニー、グリーズマンあたりのイメージ)。

そんな彼らに倣うわけではありませんが、半袖Tシャツ一辺倒のコーディネートに飽きてきたこともあり、最近ずっと探していたのが長袖のシャツでした。暑苦しくなくサラッと羽織れて、作りも確かな一着が欲しい。なおかつ、古着ではなかなか巡り会えないような上品さも備えていれば理想的。我ながらわがままなリクエストですが、意外とあっさりFACYで見つかりました。求めよ、さらば与えられん。

エディフィス別注の〈ブラームス〉のCPOシャツ。渋谷のスクランブルスクエア店で購入。

マリンをイメージしたという上品なブルーの色味、ゆるっとしたシルエットは中性的な雰囲気ですが、ベースはミリタリー由来のCPOシャツというギャップにそそられます。店頭受け取りの手配をした後、お店で試着した際は「少しゆったりし過ぎかな…」と思ったものの、何回か洗濯と乾燥を繰り返すうちにいい塩梅のサイズ感になってきました。

カフスを省略した袖口も技あり。普通のシャツより風が通りやすく、袖をまくってもサマになる。
今期買ったショーツの中で、一番気に入っている〈サウスツーウエストエイト〉の一本とのコーディネート。

身幅が広く、肩幅も落ちるシルエットは上半身にほどよいボリュームが出るので、ショーツと合わせても物足りない印象にならないのがいい。身頃、袖口ともに風をはらみやすいので、この暑さの中で羽織ってもなかなかに快適です。前回紹介した〈ニューバランス〉のトレーニングショーツとも相性はよさそう。秋口はロング丈のパンツに合わせることになるはずですが、今しばらくはショーツとのペアリングを楽しんでみます。


FACY編集部・杉山

千原ジュニア・小籔・フットボールアワーらによる「ざっくりYouTube」にハマっています。少し前の回で面白かったのが、『いつから疑ってたんですか?大喜利』。これ見ると、久々にモチーフ元の「古畑任三郎」が観たくなる、そして今さらモノマネしたくなります。