<p>ファミリーマートが新PBを展開 お母さん食堂&ファミコレ統合 – ライブドアニュース</p><p>【統合】ファミマ新PB「ファミマル」、お母さん食堂&ファミコレがひとつに 新PBについて「『お母さん食堂』などはファミマとすぐに結びつきにくく、ブランド認知率が低かった」と説明。今後は弁当やおにぎり、パスタなども新PBのラインアップに加えるという。</p><p>ファミリーマート 新PB「ファミマル」店頭ポスターファミリーマートは10月19日、新プライベート・ブランド(PB)「ファミマル」の展開を開始する。【関連記事】ファミマ限定「チロルチョコパン」きなこもち・ミルクチ</p><p>ファミリーマート 新PB「ファミマル」店頭ポスター ファミリーマートは10月19日、新プライベート・ブランド(PB)「ファミマル」の展開を開始する。【関連記事】ファミマ限定「チロルチョコパン」きなこもち・ミルクチョコ、再登場で香ばしさや再現度をアップ/ファミリーマート 惣菜や冷凍食品、日配品のPB「お母さん食堂」と、加工食品や生活雑貨などドライグロサリーのPB「ファミリーマートコレクション」計約660品目を統合して、新PBに順次置き換えていく。また、弁当、おにぎり、サンドイッチ、麺類などの中食商品も、新PBのラインアップに加え、今期(2022年2月期)末までに約810品目を展開する。 ファミリーマート「ファミマル」商品展示 新PBの立ち上げについて、柘植幹子ファミリーマート商品本部ファミマルブランドマネジャーは、10月11日に都内で行われた記者説明会で、「『お母さん食堂』などはファミマとすぐに結びつきにくく、ブランド認知率が低かった。一目でファミマとわかるブランド名に改め、コーポレートカラーの緑と青のデザインにした」と説明した。 新PBは「ファミリーマートコレクション」を「ファミマル」、「お母さん食堂」を「ファミマルキッチン」、「お母さん食堂プレミアム」を「ファミマルキッチンプレミアム」の3種類のブランド名で展開する。中食から雑貨まで様々なカテゴリーを網羅するが、統一感のあるパッケージを採用することで、売り場全体でブランディングできるようにしていく。 ファミリーマートは2021年9月1日に創業40周年を迎えた。今期初めから「40のいいこと!?」と題し、様々なキャンペーンや新商品、新サービスなど、年間40以上の取り組みを目標に展開してきた。これらの取り組みで来店きっかけを増やし、ファミリーマートへ足を運ぶことを「ファミマる。」と称して、40周年をアピールしてきた。40の取り組みは上期ですでに達成しているが、下期もさらに新たな取り組みを積極的に展開しており、新PB立ち上げもその一環の取り組みになる。 ファミリーマートのPBのうち「ファミリーマートコレクション」は、セブン-イレブン・ジャパンの「セブンプレミアム」(2007年発売)、ローソンの「ローソンセレクト」(2010年発売)に次いで、大手コンビニ3社では最後発のPBとして2012年に誕生した。「お母さん食堂」はチルド惣菜のPBとして2017年に発売を開始。“おふくろの味”をイメージした家庭の食卓で出現率の高いおかずをラインアップし、その後冷凍食品のおかずにも広げた。 コロナ禍の2020年に家庭内で調理する人が増えると、「ファミコレ」で展開していた納豆やカット野菜などの日配品も「お母さん食堂」に移管した。「ファミコレ」はグロサリー、「お母さん食堂」は家庭での食事をサポートするブランドとして再編した。 一方で「お母さん食堂」というネーミングについて、「食事はお母さんが作るもの」という固定観念があるという批判が2020年秋頃からインターネット上などに上がり、各方面から様々な意見も出ていた。</p>