伊豆諸島の八丈島で港の海岸から軽石が見つかりました。東京都は、小笠原諸島の海底火山の噴火で発生した軽石かどうか調べています。
東京都によりますと、午前9時ごろ、八丈島の神湊港の海岸で、軽石が確認されました。大きさは3センチから5センチで、職員が22個回収しましたが、ほかにも、砂浜に点在しているということです。
伊豆諸島では、これまでに御蔵島、式根島、三宅島、伊豆大島と神津島の沖合で、軽石が確認されています。小笠原諸島の海底火山の噴火で発生した軽石かはわかっておらず、東京都は関連があるか調べています。現時点で漁業や船の航行に影響はないということです。
都は、大量の軽石が漂着した場合に備え、18日午後、御蔵島におよそ40メートル、神津島におよそ60メートルのオイルフェンスを設置することにしています。また、新島と三宅島についても設置する方向で調整しています。