Kinesis Gamingから60%サイズのゲーミングキーボード「TKO」を発表。国内向けの発売日や価格は未定であり、海外では既に発売中です。価格は175ドルとなります。
Kailh製のBoxスイッチを採用し、スイッチ軸の種類も豊富に取り揃えています。タクタイルやクリッキー、リニアと押し心地の好みは人それぞれなので、自分に合ったスイッチ軸を選べます。
また、最近製品数が増えてきた60%サイズです。デスクスペースを圧迫せず、マウス操作領域を大きく確保可能なのでFPSプレイヤーに重宝されています。
TKO 特徴
- Kailh製のメカニカルスイッチ
- 60%サイズのLPキーボード
- チルトスタンド搭載
- PBT製の高耐久キーキャップ
- 3つのプログラム可能なスペースバーと取付可能
■Kailh製のメカニカルスイッチ
通常のメカニカルスイッチと比べて高速入力可能なKailh製メカニカルスイッチを採用しています。作動点やキーストロークが短く、FPSゲーム向けといえます。
その中でも押し心地などが異なる3種のスイッチから選ぶことができます。タクタイル感のある茶軸、クリッキーな白軸、リニアな赤軸となっています。詳細は以下の通りです。
キースイッチ種類 | Kailh製BOXスイッチ 茶軸 |
Kailh製BOXスイッチ 白軸 |
Kailh製BOXスイッチ 赤軸 |
タイプ | タクタイル | クリッキー | リニア |
作動点 | 1.5±0.5mm | 1.5±0.5mm | 1.5±0.5mm |
キーストローク | 3.0±0.5mm | 3.0±0.5mm | 3.0±0.5mm |
押下げ荷重 | 45g±15gf | 50g±10gf | 45g±10gf |
■60%サイズのLPキーボード
フルサイズ比60%サイズの超コンパクトなゲーミングキーボードです。Fnキーやテンキーなどを省いたモデルであり、ゲームに必要なキーしか備えていません。
無駄なキーを排除したことで横幅が短くなり、マウスの操作領域が大きいローセンシ設定のプレイヤーに重宝されるサイズ感になっています。
また、ロープロファイル設計のため、キー全体がフラットであり、変に傾斜がなく手首への負担を軽減できます。
Fnキーの機能を使いたい場合は、専用のFnキーを押しながら2次機能のあるスイッチを押すことでアクセスできます。ゲーム以外のネットサーフィンや文書作成でも不便なく使えます。
■チルトスタンド搭載
キーボードの傾きを調整可能なチルトスタンドがキーボードの奥側と手前側の両方に搭載されています。利き手や自分のプレイスタイルに応じて左右に傾けられます。
チルトスタンドがなく平面の場合、常に親指に力が入ってる状態になり、手や手首に負担を掛けています。
チルトスタンドを使用すれば、自然にキーボードに手を置け、押下時に余計な付加を掛けずにスムーズに打鍵できます。
■PBT製の高耐久キーキャップ
一般的なABS樹脂製のキーキャップに比べて高耐久なPBT製を採用しており、8000万回のキーストロークに耐え、印字も消えない仕様です。
RGBライティングは、全キーに搭載されキーボード両サイドに備えたLEDバーを加えた「Dual Zone RGB Lighting」となります。
■3つのプログラム可能なスペースバーと取付可能
スペースキーが3つに分かれたHyperSpaceモードを採用しています。通常のキーボードの場合、大きめのスペースが一つだけであり、プログラムで設定を割り振ることもできません。
HyperSpaceモードは、ソフトウェアによりカスタマイズ可能であり、ゲームに応じてジャンプだけでなくスキルなどにも割り振れます。全てのキーが親指でアクセスでき、操作性も申し分ありません。
TKO スペック
製品名 | Kinesis Gaming TKO |
キーボードサイズ | 60%サイズ |
スイッチ | Kailh製Boxスイッチ 茶軸・白軸・赤軸 |
レポートレート | 1000Hz |
サイズ W×D×H |
294.6×114.3×33.0mm |
重量 | 567g |
発売日 | 未定 |
価格 | 175ドル |