12月17日より発売される『ポケモンカードゲーム』新商品「スタートデッキ100」。構築済のデッキが気軽に手に入るということで、多くの『ポケカ』プレイヤーから注目を集めています。
その最大の特徴は、100種類ものデッキからどれか1つが当たるというドキドキ感!「対戦相手と中身が被りがち」という、構築デッキ商品にありがちな問題が、見事にクリアされているのです。
そんな種類豊富な「スタートデッキ100」には初心者はもちろん、ベテランプレイヤーでも欲しくなるような、強力なカードが多数あります。今回はそんな注目カードをピックアップ。運良く当たったら、大切に使いましょう!
◆単体性能がズバ抜けている!大会でも大活躍な「スイクンV」
2021年7月発売の拡張パック「摩天パーフェクト」から、「スイクンV」が再収録!バトル場にいる際に山札から1枚引ける特性「しゅんそく」や、水・無色エネルギーで大ダメージが見込めるワザ「ブリザードロンド」を持っており、大会で数々の実績を残しています。
このポケモンをメインにしても良し、サブアタッカーにしても良しと様々なデッキで使われており、その強さゆえに先日発売された「VMAX クライマックス」への再収録も望まれていましたが、残念ながら叶わず…。記事執筆時点で需要が非常に高まっています。もし当たれば「スタートデッキ100」同士の対戦はもちろん、今後『ポケカ』を遊ぶうえで末長く活躍することでしょう。
◆ベテランも大注目の新カード!「エンテイV」&「ライコウV」
「スタートデッキ100」にはいくつか新カードが収録されています。その中でもベテランプレイヤーから「強すぎてヤバい」と、発売前の時点で注目を集めているのが「エンテイV」、及び「ライコウV」です。
その性能は先ほど、「とにかく優秀!」とオススメした「スイクンV」に非常によく似たもの。「ほのお」タイプ、もしくは「かみなり」タイプの「スイクンV」と表現しても過言ではありません。「スイクンV」が非常に優秀なカードであることは、これまでの大会が証明済み。それとほぼ同テキストの「エンテイV」と「ライコウV」が弱いはずないのです。
厳密にいえば、それぞれHPと逃げる際に必要なエネルギーに若干の違いがあります。
「エンテイV」はHPが230と高く、「ヒート炎エネルギー」2枚と「タフネスマント」を付ければ、たねポケモンでありながらHP320まで伸びます。逃げるエネルギーは3つと重めですが、VMAX級の耐久度があるため中々倒れません。
「ライコウV」はHP200と若干打たれ弱い分、逃げるエネルギーが1つと軽め。さらに特性「しゅんそく」と「スピード雷エネルギー」を組み合わせれば、それだけで3枚ドローできちゃいます。
なお「スタートデッキ100」のデッキNo「100」は、ここまで紹介した「スイクンV」「エンテイV」「ライコウV」が各1枚収録されるという、本商品屈指の神デッキ!もし当たったら、満足するまで小躍りしましょう。
◆Vじゃないけど、大注目な「レパルダス」
「スタートデッキ100」といえば、ついついド派手で強力なVポケモンに目が行きがち。でも、ちょっと待ってください。「V」が付かなくても、貴重なポケモンがいっぱいいるのが『ポケカ』の楽しいところなのです。
本商品で新規収録される「レパルダス」も、そんな1枚。特性「とりひき」を使えば、自分の手札を1枚トラッシュすることで山札が2枚引けます。性能は特性「やりくり」を持つ既存カード「チラチーノ」と同じですが、「レパルダス」はあくタイプのポケモンなのがポイント。
あくタイプのポケモンを使ったデッキの代名詞と言えるのが、「ムゲンダイナVMAX」です。「VMAX クライマックス」が発売された現在は比較的安価で組みやすく、それでいて強いと大人気。しかし、スタジアム「頂への雪道」が天敵であり、手札が噛み合わないとこれ1枚で負けかねないという弱点がありました。
しかし、「レパルダス」はVポケモンではないため、「頂への雪道」で特性が止まりません。「とりひき」を使えば、デッキ内のスタジアムにタッチして、「頂への雪道」を除去する確率が上がることでしょう。「ムゲンダイナVMAX」デッキを使っている人にとって、「レパルダス」は今後、構築の幅を広げるキーカードとなりえる存在です。
そのほかにも、新テキストの「ザルードV」や、イラストが可愛い「マリィのプライド」など、語り尽くせないほどの魅力を抱えた「スタートデッキ100」。新環境で必須級となる「ハイパーボール」が全てのデッキに収録されているのも嬉しいところ。
引き当てたデッキを大切にして、対戦を楽しんでいきましょう!