新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種について、厚生労働省が、2回目の接種が終わってから8カ月後の実施を軸に検討していることが16日、分かった。17日のワクチン分科会で専門家に提案して、意見を聞く方針。政府は11月初めごろまでに希望する人への2回接種の完了を目指しており、3回目を実施するならその後になる見通し。
海外では先行して追加接種が始まっており、イスラエルは2回目接種から少なくとも5カ月後、米国は8カ月後という方針を示している。日本では、海外の動向や発表されているデータを基に、追加接種の対象者や順番、現場の体制なども決めていく。