もっと詳しく

9月15日に行われたApple Eventに対して、海外メディアでは「残念」という反応が見られました。だからといって、良い反応がまったくなかったわけではありません。Apple Eventや新製品に対して海外が誉めていることをまとめてみます。

↑大げさかもしれないけど、目を見張るものは確かにあった

 

1: iPhone 13の新機能が最高!

「iPhone12と比べて大きなアップデートはなかった」と言われるiPhone13ですが、目玉となったのが「シネマティックモード」です。AIがピントとボケを自動で調整することが大きな特徴で、「動画を撮る人には最高の機能だ!」「TikTokの下手なダンスや演技もレベルアップできる」など、普段から動画撮影を行う人たちを中心に、話題をよんでいます。

 

2: iPad miniの大進歩!

もうひとつ話題に上がっているのが、約2年半ぶりのモデルチェンジとなった、第6世代となる新型iPad Mini。オールスクリーンとなってディスプレイが大型化されるなど、見た目が大きく変わりました。Lightning端子は廃止され、代わりにUSB-Cを搭載。指紋認証も採用されています。また、内蔵チップが新しくなったことで、これまで以上に快適なパフォーマンスが期待されています。テクノロジー分野で最も高い影響力を持つ米国人YouTuberの1人であるマルケス・ブラウンリーは「今回Appleが発表した新製品の中で、iPad miniが一番大きく進歩した」と高く評価しています。

【動画】マルケス・ブラウンリーのiPhone 13やApple Eventに対する評価(英語)

 

3: プロモ動画に感動

今回発表された新製品について、「マイナーチェンジが多かった」という意見が全体的に多く見られました。しかしブラウンリーさん曰く、「Apple Eventでは、小さなアップデートしかないけれど、Appleはそれをいつも大げさにして伝えている」とのこと。

 

そんな彼が絶賛したのが、イベントの冒頭でお披露目されたプロモーション動画です。今年の動画では大量のドローンが撮影に使われたようで、映画さながらのダイナミックな映像に仕上げられていました。Apple Eventから3日足らずで、すでに580万回以上再生されているブラウンリーさんの動画には「製品よりドローン撮影のほうに感動した」というコメントも寄せられています。

 

ちなみに、YouTubeではApple Eventの動画再生回数が1700万回を超えています(9月17日時点)。高く評価している人が66万人いるのに対して、低く評価している人は1.6万人(約2.4%)。スタイリッシュな映像で世界中のファンやユーザーを楽しませることも、Apple Eventの大切な目的の1つなのかもしれませんね。