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 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は16日、アフガニスタン情勢に関する緊急会合を開いた。グテレス事務総長が現地の情勢を報告。国際社会として反政府武装勢力タリバンに対し取るべき対応を協議し、平和的解決に向け圧力を強めたい考えだ。

 崩壊したアフガン・ガニ政権のイサクザイ国連大使は安保理メンバー国に対し「もはやののしり合いの時間はない」と述べ「アフガンが内戦に陥り、のけ者国家となるのを防ぐ」よう国際社会に支援を訴えた。

 グテレス氏は会合で「全当事者、特にタリバンに対し、人命保護と人道支援を可能にするため最大限の自制を求める」と強調した。