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NHKに再び何が起きているのか
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NHK経営委の議事録開示求め提訴 東京大学名誉教授など100人余
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210614/k10013084621000.html
2021年6月14日 17時38分

かんぽ生命の保険の不適切な販売問題を取り上げたNHKの番組に関連して、NHKの経営委員会が当時の上田会長を厳重注意したことについて、東京大学の名誉教授などがNHKに対し、議事録などの全面開示を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。

訴えを起こしたのは、東京大学の醍醐聰名誉教授など100人余りで、14日、代表が東京 霞が関で記者会見しました。

それによりますと、かんぽ生命の保険の不適切な販売問題を取り上げたNHKの番組に関連して、3年前の平成30年、日本郵政グループは番組担当者の編集権に関する説明に誤りがあったなどとして、NHKの経営委員会に申し入れを行い、その後、経営委員会は、ガバナンス体制の徹底を求めて当時の上田会長を厳重注意しました。

醍醐名誉教授らは、この時の経営委員会の議事録などについて、本来速やかに開示すべきなのに、実現していないのは理不尽だとして、NHKに対し全面的に開示するよう求めています。

またNHKと、経営委員会の森下俊三委員長に対し、賠償も求めています。

醍醐名誉教授は、会見で「情報公開制度の建前から完全に逸脱した異常な状態で、森下委員長の不法行為は限度を超えている。NHKを本来の民主的な姿に戻すことに全力を挙げたい」と述べました。

提訴について、NHKは「訴状の内容を確認して対応を検討します」というコメントを出しました。

また森下委員長も「訴状の内容を確認して対応を検討します」とコメントしています。

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