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 岸田文雄首相(自民党総裁)が意欲を示す憲法改正の実現は、衆参の憲法審査会の議論に多くの野党を巻き込むことがかぎとなる。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が13、14両日に実施した合同世論調査では55・5%が改憲に賛成、33・9%が反対だった。議論進展の土壌はあり、自民は先の衆院選で存在感を増した日本維新の会、国民民主党と連携し、現状打開を図る考えだ。