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近年「USB Type-C」が爆発的に普及して、USB Type-C to Type-Cケーブルも一般的になりましたが、USB PD(Power Delivery)対応のケーブルは、いざというときにひとつ持っておくと安心です。

 

オウルテックはUSB 2.0に対応した「OWL-CBKGPCC10-BK」(1m)、「OWL-CBKGPCC20-BK」(2m)、USB 3.2 Gen2に対応した「OWL-CBKG2PCC10-BK」(1m)の2タイプ(全3種類)を発売します。税込価格はOWL-CBKGPCC10-BKが1881円、OWL-CBKGPCC20-BKが1980円、OWL-CBKG2PCC10-BKが2380円です。

 

同製品はUSB PD最大100W(20V/5A)に対応したType-C to Type-Cケーブルです。断線の原因につながるコネクターの根元部分を強化することで、5万回以上の折り曲げに耐える強化構造を実現しています。OWL-CBKGPCC10-BKとOWL-CBKGPCC20-BKはUSB2.0規格準拠でデータ転送速度は最大480Mbps(60MB/s)。OWL-CBKG2PCC10-BKはUSB 3.2 Gen2に対応し、USB 3.2 Gen1(USB3.0)の約2倍、最大10Gbpsの転送速度により、大容量の動画・画像などのデータ転送が可能です。

 

「既存のUSB 3.1 Gen2製品のC to CケーブルはUSB PD非対応だったり、USB PD対応C to Cケーブルは最大60W対応だったりでしたが、USB PD100W対応製品が市場に増えてきたため、開発に至りました。他社同等製品よりも安価な価格設定にしています」(オウルテック担当者/以下同)

↑OWL-CBKG2PCC10-BK

 

ケーブル先端に、発熱による火災事故を未然に防ぐ温度センサーの搭載や、ケーブル内部に防弾繊維を採用したことで、安全性と耐久性を高めています。USBハブ経由による多数のデバイスの同時使用をしながら、高解像度ディスプレイへの映像伝送も実現しました。

↑OWL-CBKGPCC10-BK

 

「ケーブル内部には、ひっぱり強度の高く、防弾チョッキなどに使用される繊維、アラミド繊維を使用しました。スマートフォンやノートPCだけでなく、4Kテレビや外付けHDD/SSD、オーディオプレーヤー、Wi-Fiルーターなど、USB Type-C(USB-C)対応機種で利用できます。OWL-CBKG2PCC10-BKはUSB 3.2 Gen2規格なので、快適なデータ通信が行なえます」

 

モバイルバッテリーやAC充電器もUSB PD対応のものが増えつつある昨今。USB PDに対応したケーブルも“必需品”となってくるかもしれません。