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ネットワーク共有プリンタ への接続エラー対策として、2021年秋以降Windows Updateの自動更新を停止していたプリントサーバ( Windows Server 2012 R2)へ、月例更新 KB5008263 を適用してみて引き続きネットワーク上の他のPCへのプリンタ共有が使えるか確認してみます。

プリントサーバ機

ネットワーク共有プリンタへの接続エラーに悩まされ続けた2021年秋以降、サーバ側の暫定対応として従来自動更新にしていたWindows Updateを停止し、月例更新の適用を見送り続けていました。

図1.プリンタサーバのOSバージョン

図1.プリンタサーバのOSバージョン

図2.Windows Updateの履歴

図2.Windows Updateの履歴

更新前のプリントスプーラサービスを司る

win32spl.dll

 のプロパティをチェックして、そのバージョンを確認しておきます。

図3.win32spl.dll 更新前バージョン

図3.win32spl.dll 更新前バージョン

KB5008263摘要

前記事でクライアント側のWindows 10へ12月の月例更新 KB5008212 をインストール後、ネットワーク共有プリンタが使えることを確認したので、今回は同時期にリリースされたWindows 8.1 / Windows Server 2012 R2 向けの月例更新 KB5008263 をサーバ側へ適用してみるものです。

 

月例更新を適用

Windows Updateを開くと月例更新は既に検出済みの指示待ちでした。チェックを入れてインストールします。

図4.Windows Update KB5008263検出

図4.Windows Update KB5008263検出

インストールと続く再起動時のポストインストレーション処理は、Windows 10の KB5008212 を適用させた時よりも比較的早く完了したように感じました。

 

適用後の確認

再起動後Windows Updateの履歴を開いて、更新が正しくインストールされたことを確認。

図5.更新後のWindows Updateの履歴

図5.更新後のWindows Updateの履歴

コントロールパネル内の「インストールされた更新」でも確認することができます(もしアンインストールが必要な場合はここから)。

図6.インストールされた更新

図6.インストールされた更新

そして気になる

win32spl.dll

 は、バージョン20207に進んでいました。この状態でクライアントPC側から引き続き問題なく共有プリンタが使えることを確認しました。しばらく様子をみて問題が無いようなら、Windows Updateを自動更新へ戻すつもりです。

図7.更新後のwin32spl.dll

図7.更新後のwin32spl.dll

 

 

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