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 三菱電機は17日、香川県丸亀市の工場で製造する配電盤に関し、不適切な検査が見つかったと発表した。不正の可能性があるのは平成8~令和3年に出荷した計4529の製品。必要な試験を省略したり、規格に沿わない方式で実施したりして国内外の官公庁や鉄道、電力会社など約490社に納入していた。鉄道車両用機器などに続く不正の発覚で、品質確保をめぐる問題が止まらない状況となっている。