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GetNavi webでは、様々なランニングギアを【走って試して“優”言実行!】している中村優ですが、今回は、「走る」のではなく、「歩いて」製品レビューをしていきます!

 

ランニングは興味あるけど、走るのはどうしても億劫な人もたくさんいるはず。実は、私の周りもほとんどが「走っていない人」。いや、正しくは「走りたくない人」でしょうか……。そんな「走りたくはないけど運動不足は解消したい!」という人におすすめなのが、カシオとアシックスが共同開発したスマートフォンアプリ「Walkmetrix(ウォークメトリックス)」と専用G-SHOCK「GSR-H1000」です。ということで、中村優の歩いて試して優言実行!

 

今回は走らずに歩いて優言実行!

以前、走って試して優言実行にて、G-SHOCK「GSR-H1000AS-1JR」とスマートフォンアプリ「Runmetrix」を紹介しました。ランニングコーチアプリとしては非常に優秀だった半面、機能をフル活用するためには、G-SHOCK「GSR-H1000」のほかに、腰につける専用のモーションセンサー「CMT-S20R-AS」が必要でした。

 

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↑(左)G-SHOCK GSR-H100AS-1JR、(右)モーションセンサーCMT-S20R-AS

 

今回は、スマートフォンアプリ「Walkmetrix」と専用G-SHOCK「GSR-H1000」本体のみで使えるので、グッと利用しやすくなりました。ウォーキングというと、なんとなくランニングより運動強度が落ちるイメージがありますが、やり方によってはランニングと同等以上の運動効果が得られます。運動不足の方は、まずウォーキングがおすすめです!

 

心拍計&GPS機能付きG-SHOCKの最新モデル

今回、体験するGSR-H1000シリーズは新たにブラックカラーのモデル「GSR-H1000AST-1JR」を追加し、モーションセンサー無しの時計単体での販売を開始。また、スマートフォンアプリ「Runmetrix」に加えて、ウォーキングに適した「Walkmetrix」にも対応。

↑新色となるブラックカラーの「GSR-H1000AST-1AJR」4万4000円(税込)

 

↑心拍計&GPS機能を搭載しながら、耐衝撃構造と20気圧防水を実現したGSR-H1000シリーズの最新モデルです

 

ウォーキング専用アプリ「Walkmetrix」を体験

アクティビティはスマートフォンアプリ「Walkmetrix」か、G-SHOCK「GSR-H1000」で計測することが可能。まずは、スマホに「Walkmetrix」のアプリをダウンロード。もちろんiPhone/Android両方に対応してます。アプリの利用料は無料です。

↑「Walkmetrix」とは、カシオとアシックスが共同開発したウォーキングアプリ。ウォーキングを細かく分析して、パーソナルプログラム運動の習慣化をサポートしてくれます

 

使う人に合わせてウォーキングプログラムを作成してくれるということで、私もさっそく作成してみました。プログラムは「Health 体力向上」、「Beauty ダイエット」、「Fun リフレッシュ」3つの項目から選択可能です。

↑私は「Health 体力向上」を選択しました

 

さらに、「あなたの歩く速度は同年代に比べて速いほうですか?」「意気込みを教えてください」「1週間に何日ウォーキングを頑張れますか?」という、3つの質問があり、それらを答えると自動的にプログラムを作成してくれます。

↑年代や普段の歩行速度と目標に応じて、効率的で無理のない歩行プログラムを作成してくれます

 

プログラムの完成です! 1週間のウォーキングチャレンジなどもあるので、モチベーションアップにつながりますね。通勤の際に、地下鉄を1駅前で降りて会社まで歩くなど、ちょっとした工夫で毎日のウォーキングは達成することができそうです。ドラクエウォークやPkmin Bloomなどの、ウォーキングゲームとの相性も良さそう!

↑こちらが完成した私のプログラム

 

アプリと一緒に実際にウォーキング

私は、走る気力が無いときや、膝などを故障してしまったときは、ランニングではなくウォーキングをすることで体力を維持するようにしています。体力向上のためのプログラムはランナーにも合いそうです。まずはプログラムのノーマルウォークを20分やってみました。時計のスタートボタンを押すとGPSの受信を開始し、スタートボタンで計測開始です。

↑冬は手袋をしている場合が多いので、G-SHOCKの物理ボタンは押しやすくてGOOD!

 

↑走らずとも大きく腕を振って歩いていると、じんわり汗が滲むほど体が温まりました。20分はあっという間!

 

ウォーキング後は、Walkmetrixで自分のウォーキングを振り返ってみましょう。スマホのアプリを開いて、スマホが時計と接続すると計測データがアプリに転送されます。

↑歩行速度、歩幅を同年代と比較できます。歩行の状態に合わせて、改善のためのアドバイスを表示してくれます

 

このように、自分の歩行スピード、歩幅、心拍などを、同年代の平均と比較したスコアをチェックできます。大股で早歩きを意識して歩いたので、なかなか良いスコアが出た気がします。(持久力には自信があるのに!と思いましたが、ウォーキング時間が短いとスコアが低く算出されることがあるそうです)

 

また計測中、スマホの画面で歩行をサポートしてくれます。歩行ガイドメッセージやインターバルウォーキングインジケーター、歩行タイプ・残り時間を表示。ちなみに「GSR-H1000」を利用せず、「Walkmetrix」のアプリ単体で計測すると音声でアドバイスもしてくれます。心拍測定や持久力スコアの算出には、「GSR-H1000」が必要になります。

↑歩幅へのアドバイスをしてくれるなんて、まさにパーソナルトレーナーですね

 

ウォーキングを習慣化させるにはベスト

ウォーキングは日常に溶け込んで楽しめるアクティビティです。ランニングやほかのスポーツのように、ウェアなどを用意しなくても、いつでも始められます。通勤や日々の買い物の際に、アプリを立ち上げて歩いてみるなど、ウォーキングを習慣化させるためにはもってこいのアプリ&ギア。

 

運動不足の方へのプレゼントにもちょうどいいかもしれませんね。細かいデータが確認できるので、モチベーションを保ちながら楽しくウォーキングを楽しめると思います。「走りたくない」そこのあなたも、「Walkmetrix」とG-SHCOK「GSR-H1000」でウォーキングしてみませんか?

 

 

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