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ベントレーモーターズは、地元コミュニティのニーズに耳を傾け、今年初めにチェシャー・コミュニティ財団(CCF) と共同で新型コロナ基金を立ち上げた。新型コロナ基金が、地元団体による重要なサービスを支援し、クルーのコミュニティ全体で困っている人々への支援に役立っていることを、直接確認できた機会となった。この寄付は11の団体に割り振られ、合計で5,000人以上の人々が直接的にこの基金から支援を受けると推計されている。

今年初めには、7,800ポンド(118万円)から25,000ポンド(380万円)までの単発の助成金が、食料不足、メンタルヘルス、ウェルビーイングの改善や債務免除と財政的教育などに取り組むプロジェクトに授与されたが、このことは新型コロナの流行によりこれらの問題が深刻化したためだ。助成金を受けた団体の中には、ボディ・ポジティブやチャンス・チェンジング・ライブス、セントポールセンターなどがある。

チャンス・チェンジング・ライブスは、コミュニティ・パントリーを含む総合的なサービスを提供している。このサービスは、150を超える地域の家庭を支援し、生鮮食料品の配達に加えて、1週間に約1,700の品物を配布している。会員は週3ポンド(450円)を寄付し、その代わりに最大20ポンド(3,000円)相当の食品や衛生用品、家庭用品を受け取ることができる。

パンデミックにより寄付が減少したため、新型コロナ基金からの資金提供を受けたことにより、過去3、4ヶ月で支援数が43%増加したにもかかわらず、運営を続けるだけでなく、様々な在庫を確保することができた。

セントポールセンターは、フードバンク、カフェ、その他必要不可欠なコミュニティサービスを提供している。新型コロナ基金の助成金は、今年のクリスマスにホームレス状態にある人々に200個の食料セットを届けるための支援として、特に大きな効果を発揮している。

チャンス・チェンジング・ライブズとセントポールセンターは、パンデミックを通じてさらに緊密な協力関係を築き、共同で貧困を減少させるために活動している。現在では、直接サービスを受けることが困難な人々のために宅配サービスが提供されており、セントポールセンターは、独自の宅配サービスとともに、チャンス・チェンジング・ライブズ・パントリーから食品を受け取り、家から出られない人や孤立している人のもとへ配達しているのだ。

セントポールセンターは、食料バンクからチャンスチェンジングライブズのサービスを紹介し、地元のコミュニティ・パントリーで食料不足の長期的な解決策を提供することも行っている。

セントポールセンターのCEOであるリチャード・ホームズ氏は、次のように説明した。「ベントレーモーターズは、地域社会のニーズに一から応えてきました。これらのサービスの統合により、誰も食糧危機に陥る人が出ないようにするために必要不可欠なサイクルを作り出しました」

ベントレーモーターズの政府関係およびCSR担当取締役であるサリー・ヘプトンは、次のように説明している。

「ベントレーのビヨンド100戦略の一環として、私たちは人生のチャンスを広げることにより社会に影響を与える活動を重視しています。長期的なパートナーであるCCFと共に設立した新型コロナ基金が、有意義な変化を促進し、地域の重要なサービスを向上させるために役立っていることを嬉しく思います」

「このプロセスを通じて、クルーでのさらなるコミュニティ支援の必要性が認識され、CCFはこの町のための新しいグループ基金を設立しました。私たちは、この新しい「クルー基金」の一員として、健康と福祉、教育と雇用、地域環境の改善に焦点を当てた7つのコミュニティプロジェクトに支援を拡大できたことを嬉しく思っています」

「新型コロナ基金が支援するもう一つのプロジェクトはボディポジティブで、地域のパートナー間の良好な協力関係を示しています。ボディポジティブは性の健康と LGBT+コミュニティに対する高品質で革新的なサービスを行っています。新型コロナ基金から受けた資金により、ボランティアのカウンセラーのスキルアップとトレーニングを行い、支援を必要としている人々、特にパンデミックにより孤立に苦しんでいる人々への支援の輪を広げることができました。また、ベントレーの従業員ネットワーク「ビ・プラウド」からの新入社員を含む地元のボランティアからの支援により、支援はさらに拡大されています」