Under Survalance は J-Moe に Gordo、Crid、Deseption などが所属するグループで、97年に Twomp City Records というレーベルから1枚目のアルバムをリリース、00年に Me & Mine Ent. から2枚目のアルバムをリリースしています。Under Survalance については詳細は殆ど分からないのですが、人脈的には 3xKarzy と交流のある人達のようです。自分は1枚目(写真)のアルバムがホント好きなアルバムだったので、00年の2枚目以降はアルバムのリリースなど目立った活躍が無いのが残念です。
写真は、1枚目の”Verbal Assault”(1997年)です。このアルバムは Dre に J Black、GEO、Lon などがプロデュースを手掛けたアルバムで、ゲストには 3xKrazy に Shay Shay、All Thugs & Thieves などが参加しています。全10曲中イントロなどを除くと8曲と曲数は少なめですが、ミドル・テンポのファンクからグルーヴィー、メローと良曲の揃った質の高い G-Funk アルバムだと思います。全体的に派手な感じでは無いですが、90年代中頃の渋めのベイ・エリア好きの人にはオススメのアルバムだと思います。ミドル・ファンク”Problem Child”、”Brink Of Insanity feat.Young JR Da Ridder”、”Lil Mama feat.Shay Shay”、グルーヴィー・ファンク”On One feat.3xKrazy”、”In Da Dart feat.The Lyte Zone”、”Money Over Bitchies feat.All Thugs & Thieves”、”Felonist feat.L.G.”、メロー・グルーヴ”Love Life & Pain feat.Roy Al”と、好きな曲ばかりです。中では女性ボーカルの絡んだメロー・グルーヴ “Love Life & Pain feat.Roy Al” や、3xKrazy の参加したグルーヴィー・ファンク “On One feat.3xKrazy” は好きな人も多いと思います。個人的には渋めのミドル・ファンク “Problem Child”、渋めのグルーヴィー・ファンク “Money Over Bitchies feat.All Thugs & Thieves”、”Felonist feat.L.G.” あたりも特に好きです。2枚目は L. Gant、J. Rhodes、G. Boston、L.Howard などがプロデュースを手掛けたアルバムで、バウンシーな雰囲気のファンクが中心のアルバムです。全体的に似た感じの曲調が多くてアルバムとしては少し単調な感じがしますが、好きな曲も収録されています。中ではバウンシーなグルーヴィー・ファンク”Muzik 4 Tha Ghetto”、”It’s All Good”、”Tell It Like It Is”、”Love Me Or The Life”、”Murda Bonikz”、バウンシー・メロー “P.T.B.” あたりが好きです。
【Discography】
・Verbal Assault (1997) >Amazon.co.jp
・Muzik For Tha Ghetto (2000) >Amazon.co.jp