読みだしましたよ。
斎藤幸平さんの『人新世の「資本論』。
新書版で値段もお手ごろ。
しかし、新書版にしては、分厚くて、内容が濃くて
難しいところもある。
だから、読み出して、もう1週間から10日ほど
たつけど、三分の一ぐらい。
幸い、同じころから、この本を読みだした友人がいるので
電話でのやり取りだが、読み続ける刺激をもらえる。
昨日も友人が、後ろを読んでみた。
こんなこと書いてあったよ、と聞いたので
早速、朝一番に、後ろの「おわりに」を読んだ。
なるほど、なるほど、そういうまとめか。
本のいいたいことを理解し、その後、
どのような取り組みや運動の展開が必要か
が書かれている。
目下読んでいる人、これから読む人へ
ネタばれしてはいけないから、こんな書き方になるが・・・。
遅々として進まない(歳ですね)私としては、
先が気になって仕方がなかったので
「おわりに」を読んで、元気がでた。
そしてブログにも書こうという気になった。
私は若い頃、貧困問題に関心がある学生だったから
マルクスも資本論も馴染みはあった。
しかし所詮、文庫本を手にとったぐらいで
理解するには難しすぎた。
しかし、馴染みは大いにある。
だから、わが息子より若い人が、マルクスを使い
現代の問題を分析し、未来にヒカリを見つけたのだから
そこに乗らないわけがない。
一日30分ぐらいのメモをとりながらの読書。
いつ読み終わるかわからないが、
この本だけは、読み終え、何度も読むことになりそうな気がする。