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 「一票の格差」是正のため、昨年の国勢調査結果に基づき次々回の衆院選から定数「10増10減」の見直しが行われることになり、東京都選出の国会議員が頭を抱えている。都内の25選挙区が30選挙区に増え、都市部を中心に大きな区割りの変更も予想され、これまでの支援者が選挙区外の住民となる可能性があるためだ。一方、定数減の対象となる地方からは「東京一極集中」への懸念も上がる。