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 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比63.07ドル安の3万4751.32ドルで取引を終えた。米景気回復のペースが減速するとの警戒感から、売りが優勢となった。

 新規失業保険申請件数が3週ぶりに増え、感染力が強い新型コロナウイルスのデルタ株の流行に対する懸念が高まった。ただ、8月の米小売売上高が市場予想より良かったことが投資家心理を支え、下げ幅は限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、20.39ポイント高の1万5181.92。