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<p>「どうしようもない怒り」曽我さんが拉致救出訴え</p><p>「どうしようもない怒り」曽我さんが拉致救出訴え 拉致被害者の曽我ひとみさんが、オンラインで講演し「いまだ解決とはほど遠い状況に、どうしようもない怒りを感じている」と心境を述べるとともに、母ミヨシさんらの早期救出と拉致問題への理解を訴えた。</p><p>北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(62)が17日、地元の新潟県佐渡市からオンラインで講演し「いまだ解決とはほど遠い状況に、どうしようもない怒りを感じている…</p><p>北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(62)が17日、地元の新潟県佐渡市からオンラインで講演し「いまだ解決とはほど遠い状況に、どうしようもない怒りを感じている」と心境を述べるとともに、母ミヨシさん=失踪当時(46)=らの早期救出と拉致問題への理解を訴えた。 曽我さんは北朝鮮から平成14年10月17日に佐渡市に戻った。講演では19年前を振り返り「(北朝鮮から)24年ぶりに佐渡に帰り、とてもうれしかった半面、お母さんがいなかったことを現実に見て、とても寂しかった」と振り返った。 拉致される前にミヨシさんに買ってもらい、北朝鮮にいた24年間、肌身離さず大切にしてきたという時計を披露。「何とかこの状況を動かしたい。今この瞬間にも日本に帰ることを信じている人がいること、日本を思い涙している人がいることを分かってほしい」と呼び掛けた。 特集・連載:</p>