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<p>紙袋蹴り倒した男、直前に自宅放火か 大阪・北新地ビル火災</p><p>紙袋蹴り倒した男、直前に自宅放火か 大阪・北新地ビル火災 住宅はクリニックから約3・5キロ西に位置しており、捜査本部が放火事件との関連を慎重に調べる。</p><p>大阪市北区曽根崎新地で17日午前に発生したビル火災で、紙袋を蹴り倒した目撃情報がある男の自宅とみられる住宅で、直前に放火とみられる火災が発生していたことが、捜査…</p><p>大阪市北区曽根崎新地で17日午前に発生したビル火災で、紙袋を蹴り倒した目撃情報がある男の自宅とみられる住宅で、直前に放火とみられる火災が発生していたことが、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警は天満署に捜査本部を設置し、出火当時の詳しい状況などを調べている。 捜査関係者によると、17日午前9時50分ごろ、大阪市西淀川区姫島の3階建て住宅で、「煙が出ている」と近隣住民から119番があった。住宅の3階部分から出火し、午前11時ごろに消し止められ、けが人はなかった。住宅はクリニックから約3・5キロ西に位置しており、捜査本部が放火事件との関連を慎重に調べる。 府警によると、24人が死亡した火災は17日午前10時20分ごろに発生。28人が救急搬送された。男は火災直前にクリニックを訪れ「紙袋を暖房器具付近の床に置いて蹴ると、液体が流れ出して炎が上がった」との複数の目撃情報がある。捜査関係者によると、目撃情報では、火を付けたとみられる男は逃走せずに現場にとどまっていたとみられ、病院に搬送されて治療を受けているが、意識不明の重体だという。 特集・連載:</p>