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 台風14号は午前6時すぎ、近畿地方に上陸しました。三重県尾鷲市から報告です。

 三重県の南部・尾鷲市です。雨・風共に今はほとんどありません。ただ、つい先ほど大げさではなく、近くに止めてある船や車が見えなくなるほどの強い雨が降っていました。

 尾鷲市では、16日(おととい)から断続的に強い雨が降っていて、16日(おととい)の降り始めからの雨量は、すでに300ミリを超えています。

 また、水位もかなり高くなっていて、本来、この手前の階段まで波が届くことはほとんどないらしいんですが、今はときおり、白く濁った波が迫ってくる様子が確認できます。そのため地元の人たちは、17日(きのう)から船をロープで固定したり、定置網を引き上げるなど、台風への備えをとっていました。

 尾鷲にはこのあと昼前にかけて台風が最も近づく見込みで、地元の人たちは、口をそろえて、土砂災害や河川の増水などを心配しています。