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“推し”――それは、平凡な日常に活力を与えてくれるもの。推している瞬間は、この上ないほどの達成感や充実感にあふれています。いっそのこと、億劫に感じる仕事の時間も、すべて推しに捧げられたらいいのに……。

そんな方にこそ見てほしいTwitterアカウントをご存知でしょうか? それは、バンダイが運営する「オシゴト通信」。オシゴトとは “推し”と“仕事”をかけ合わせた言葉で、まさに推し活動を表します。このアカウントは推しの商品をおすすめしてくれるなど、みなさんのオシゴトを応援してくれる存在です。

今回はバンダイ「オシゴト通信」の開設を記念し、スマートフォン向けアプリゲーム『アイドリッシュセブン』(通称・アイナナ)にて逢坂壮五役を演じる声優・阿部敦さんにインタビューを敢行。阿部さん自身の“オシゴト”事情から、出演者だからこそ抱いているアイナナへの熱い想いまで、赤裸々にお聞きしました。

  • 阿部敦さん

アイナナは“トラップ”!?

──まず、阿部さんの“最新の推し”を教えてください。

“ハマっているもの”という意味なら、ウイスキーですかね。ひとり時間が増えたこともあって、ボトルを買って飲み比べたりしています。MEZZO”の相方でもあるKENNくん(四葉環役)に、最初にすすめたのは僕なんです。でも、気がついたらKENNくんのほうがずっと詳しくなっちゃって、おうちに遊びに行ったらボトルがめちゃめちゃ並んでいてビックリしました(笑)。

──高級なウイスキーもあったり?

ありました、ありました(笑)! ウイスキーは産地や製法によって味が全然違って、飲み比べないとそういう細かい部分がわからないので、「オトナの遊びだなあ」とは思います(笑)。触れてみないと良さがわからない。

──もしかしたら“推し”という概念自体もそうかもしれません。

たしかにそうですね。「好きだ! 周りにもすすめたい!」という気持ちがあれば、“推している”と言っていいと思います。

──アイナナも多くの方に推されているコンテンツです。どんなところが推される要因になっていると分析していますか?

最初に台本を読んだ時、熱くて重い話が好きな僕には響いたんですが、同時に「これ、プレイヤーのみなさんにも刺さるのかな?」と思いました。アイナナがリリースされた当時は、恋愛を主軸にした甘い作品が多かったので、あまりにテイストが違っているからこそ反響が読めなかったんです。
でも、蓋を開けてみたらみなさんにも刺さりまくっていて、やっぱり“心を動かせる作品”は強いんだなと感じました。深くえぐられるシーンも多いですが、それはつまり“心に刺さる”ことと同義かなと。

──その感覚を周りの友人とも共有したくなって、口コミでどんどん広がったのかもしれませんね。

そうだと思います。一度あのストーリーを読まされたら、先が気になるじゃないですか。
そもそもアイナナって、ちょっと“トラップ”っぽいところがあると思うんです。アイドルというとキラキラしたイメージがあるけれど、実際には泥の中を這っていくようなシーンの連続ですしね。“アイドル育成ゲーム”とうたっていますが、「えっ、どこが!?」ってなります(笑)。そういうギャップも含めて魅力的な作品です。

──阿部さん演じる逢坂壮五も多くのファンに推されるアイドルです。彼のどんな部分が推されていると感じていますか?

これも作品同様、総じてギャップかなと思います。まず、彼は立派な御曹司でいつもマジメだけれど、傍から見るとズレている……この時点で、コメディの基本を踏襲しているからズルイ(笑)。

──以前、壮五の性格は阿部さん自身とは真逆と言っていましたね。

キャストとアイドルは何かしら近い要素を持っている一方で、僕は何ひとつ似ていないと思っていたんです。でも最近は5周半ぐらい回って、逆にちょっと似てきたなと思っています(笑)。運営さんが僕のお芝居の中の“遊び”を拾ってくれたおかげなのか、はたまた僕が自然と歩み寄っていたのか、その両方なのか。いずれにしても、5年の歳月を積み重ねてきたからこそのシンクロというのは間違いないでしょう。

──逢坂壮五もたゆまず成長し続けて、内に秘めていたロックな部分も表に出てきました。

そうなんですよ。そこも自分と近しく感じた一因かもしれません。さすがにスクリュードライバーは持ち出しませんが(笑)。そういった彼の変化も含め、アイドルたちの成長を見てとれるのは、どこか親心に近い感情が作用しているからだと思います。

推し甲斐のあるグループとは?

──ちなみに、壮五以外で推しのアイドルはいますか?

僕はわりと八乙女楽が好きですね。あの空気の読めなさと、熱さと、ある種の面倒見の良さと……とにかく江戸っ子な感じがシンプルに魅力的というか。少年漫画に絶対一人はいるタイプですし、男性視点からも親近感が湧いちゃいます。

──わかります! 空気は読めなくてもイヤミがないというか。

あのポンコツっぽいところがいいんですよね。もちろんアイドルとしてのポテンシャルはとんでもなく高いけれど、完璧そうに見えて完璧じゃない。そういう部分が身近に感じられて推しやすいんだと思います。TRIGGERの3人は取り合わせも含めて素敵ですよね。

──壮五自身もTRIGGERやRe:valeを尊敬している描写がありますね。

彼は音楽オタクですからね(笑)。壮五くんには作曲のフラグも立っていますし、そういう方面で両グループと関われる機会が増えたら個人的にはうれしいです。

──作曲といえば、千が壮五を「初めからMEZZO”の劣化コピーみたいな曲を作るんだったら意味はない」と諭したシーンも印象的でした。

僕も業界の端くれにいるので、あの言葉には「わかる!」となりました。万人受けするような楽曲って、文句は出ない代わりに「好き」という声をあげてくれる人もほとんどいないと思います。万人受けを目指しても、「ノー」という人は絶対にいますし。そういう意味では、楽の「100人に愛されるおまえじゃなくて、おまえに愛されるおまえになれ。そしたらいつか、1万人がおまえを愛するようになる」という言葉はまさに真理だと思います。クリエイターにとっての教科書みたいなセリフですよね。

──そのあたりのエピソードは、現在放送中のTVアニメシリーズ3期「アイドリッシュセブン Third BEAT!」でも描かれるかと思います。こちらの見どころも教えてください。

このインタビューが掲載される頃には解決していると思いますが、第1部の頃から「きっと大和が一番めんどくさいんだろうな~」と思っていたら、やっぱり……という感じで予想が当たりました(笑)。でも、メンバーの前で腹を割って話せたのはIDOLiSH7として大きな前進ですし、山場は越えたと思います。
そうなると次はTRIGGER。むしろ、第3部はTRIGGERの話といっても過言ではありませんし、初見の方にはかなりの衝撃だと思います。僕なんか、新宿の駅前を通るたびにつらい気持ちになりますから。

──「TRIGGER LIVE CROSS “VALIANT”」を見た方にとっては、余計に落差を感じてしまいますよね……。

そうなんですよ。アイナナはライブと紐づいた演出も少なくないので、まだご覧になっていないという方は、ぜひ一度チェックしていただけるとうれしいです。

──TVアニメでは、ついにŹOOĻが表舞台へと出てきました。ヒールの登場に衝撃を受けた方も多いと思います。

アニメの時点ではそうですよね……。でも、ŹOOĻは会えるべき人に会えなかったり、かけてもらうべき言葉をかけてもらえなかったり、何かのタイミングがズレたことで“悪い方向に行ってしまった”だけ。根本の部分は他のアイドルと変わりません。彼らが立ち上がり前に進んでいく様子にはとても心を打たれるし、「遅いなんてことはない。今からでも間に合う」というエールになると思います。だからこそ、推し甲斐のあるグループなんじゃないでしょうか。

アイナナグッズのラインナップに驚き!

──さて、アイナナといえばグッズも含めて推している方が多いですよね。ということで、本日はバンダイさん、BANDAI SPIRITSさんによる、アイナナグッズを多数用意いたしました!

ものすごい量ですね! これだけいろいろなグッズを出されたら、「欲しいと思うな」というほうが無理です(笑)。それになにより、全部センスが良い!

たとえば、このUSBポート付きのACタップ、パッと見だとオシャレにお部屋を彩れるアイテムにしか見えません。でも、わかる人が見れば「あ!アイナナだ!」と納得させられますよね。そのデザイン性の高さがすごいです。

──普段使いもしやすいのは、うれしいですよね。

アイナナに関しては、アイドルそれぞれにテーマカラーと音楽記号がモチーフとして与えられているのも強みだと思います。身に着けているだけで、「このアイドルを推しています!」という意思表示にもなりますし。イベントの時とか、ファンのみなさんが推しカラーの服を着たり、ぬいぐるみを持ってきてくれたりするので、一発で愛されているアイドルがわかるんですよね(笑)。

スマートフォンケースもACタップと同じく、とてもオシャレなデザインですばらしいです! 個人的にはiPad用のケースもあったら最高ですね……ぜひご検討いただきたいです(笑)。



バンダイ ライフ事業部の
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──その他のラインナップはいかがですか?

シール付きチョコで育った世代として、どうしてもテンションが上がってしまうのはウエハース。もう第15弾まで登場しているとはビックリです。同梱のカードも豪華な作りで、オマケ感がまったくないというのもすごいことだと思います。

──先ほどのスマートフォンケースに挟み込むことで、推し仕様にもできるという。

そんなこともできるんだ!一気にダイレクトになるので、「強火でアピールしたい」という方にはこれ以上ない推し方だと思います(笑)。

あとはこのぬいぐるみ、僕もゲームセンターのクレーンゲームで取ったことがありますよ! 5周年の時に、イベントの楽屋に「めちゃでか きらどるぬいぐるみ」があってずっと触っていました(笑)。質感も最高ですよね。

  • 「アイドリッシュセブン×太鼓の達人 きらどるぬいぐるみ~第3弾~vol.1」詳しくはこちら

  • 「アイドリッシュセブン×太鼓の達人 きらどるぬいぐるみ~第3弾~vol.2」詳しくはこちら



BANDAI SPIRITS プライズ事業部の
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トレーディングアイテムとしては、クリアビジュアルポスターやメタルカードコレクション、トレーディングタイプの色紙もあるんですか。いずれも、一枚絵が秀逸なアイナナだからこそのグッズですよね。

それにしても、色紙がトレーディングになる時代とは……。我々からすると、手に取り慣れた質感そのままでちょっと驚きました(笑)。



バンダイ カード事業部の
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──写真立てにもチャームにもなるピクウィズも人気商品です。

こんなグッズもあるんだ、これもまたコレクター心理を揺さぶられますね……。ひとつ手に入れるとコンプリートしたくなるのがつらいところですが(笑)、みなさんも無理のない範囲で集めて楽しんでいただけるとうれしいです!



バンダイ ベンダー事業部の
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──無理なく推すことが大切だと。

そうですね。これは推し方全般についても言いたいことです。もちろん熱量を持って推してもらえるのは大感謝なんですが、その一方で僕自身が一番でなくてもかまいません。ライトな推し方でいいんですよ。かくいう僕だって、広く浅くいろんなものに手を伸ばしている人間なので。

知り合いが、「最近時間がなくて、ちゃんと推せていないことに罪悪感を覚えている」と言っていたことがあって。だから僕は、「そう思ってくれているだけでうれしいから、時間と余裕がある時に幸せな気持ちで推してあげればいいんじゃない?」と言いました。無理に推し続けたら疲弊しちゃうし、長い目で見たら良くないと思うんです。

──アイナナも、そういった“ファンの在り方”に一石を投じていますよね。

“推すことの弊害”みたいなものも、何の忖度もなく描いていますからね……。ファンの在り方を考えさせられる一方で、「応援が力になる」という絶対的なこともちゃんと描かれています。
僕から伝えたいのは、「推しと幸せな関係を築くためにも、まずあなた自身が幸せであることが大事だよ」ということです。無理なく推してもらえて、代わりに我々からも日々の活力を提供できたらうれしいですね。

「オシゴト通信」ではキャンペーンを実施中!

冒頭でもご紹介したとおり、「オシゴト通信」は2021年7月に開設されたSNSアカウント。バンダイ全社の『旬の推し』について、TwitterとInstagramで情報発信やプロモーションを行っています。

Twitter:@oshi_tsushin Instagram:@oshi_tsushin

「オシゴト通信」公式Twitterでは、プレゼントキャンペーンを実施中! アカウントをフォロー&該当ツイートをリツイートすると、阿部敦さんのサイン入りチェキ&今回ご紹介したグッズのセットが当たります! キャンペーンは3回にわたって行われるので、ぜひ奮ってご応募ください。

みなさんもアイナナグッズに囲まれながら、日々の“オシゴト”に励んでみてはいかがでしょうか?

(C)アイドリッシュセブン
(C)BNOI/アイナナ製作委員会
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

[PR]提供:バンダイ / BANDAI SPIRITS