スパロボ30から新登場した強化要素「AOSアップデート」。
体験版でも触れることが出来ますが、強化する項目が多くてどれを強化したら良いか困っていませんか?
そこでこのページでは、20年近くスパロボシリーズをプレイしている筆者がAOSアップデートのおすすめ項目を紹介していきます。スパロボにまだ慣れていない方、AOSアップデートについて迷っている方なども是非参考にしてみて下さい。
AOSアップデートとは?
AOS(エーオス)アップデートは、資金による機体改造、PPによるパイロット強化に次ぐ新たな強化システムとして、スパロボ30から登場した新要素です。
第3次スパロボZ~VXTシリーズに実装されていた自軍全体を強化するシステムを進化させたものとなっていて、これまで以上に自軍を強化することが出来るようになっています。
その代わり、選べる要素が6×3で18項目もあり、それらが全て8段階強化できるので全144回も何を強化するのか考えなければいけません。おかげで何を強化したらいいのか非常に悩ましい。スパロボ初心者の人はもちろん、歴戦のスパロボプレイヤーだって悩ましい。なぜなら新要素だから。
AOSアップデートによる強化は大別すると2種類。
・自軍全体を強化するもの
ハンガー(補給設備のみドライストレーガー寄りの強化)
トレーニングルーム
ビレット
ラボ
・ドライストレーガー(オリジナル戦艦)単体を強化するもの
ブリッジ
エンジンルーム
という2種類に分かれます。
快適なプレイを目指すなら、自軍全体を強化する方が効率的。
でもそれが絶対ではないので、俺はドライストレーガーに漢を見たとか、早見沙織は俺の嫁みたいな人であれば、ドライストレーガー単体を強化する項目を選ぶのもありでしょう。
以下に筆者の考えるおすすめAOSアップデートを記載していますが、それを選ばなければクリア出来ないわけではないので、あくまで迷った時の参考にしていただく程度で大丈夫です。
最近のスパロボはバランス調整が絶妙で、敵が強すぎて詰むことはまず無いので、AOSアップデートも気負わずに気楽に選べば大丈夫でしょう。
おすすめのAOSアップデート
序盤
序盤はミッションクリア報酬がMxP3000であることが多く、AOSアップデートの強化1段階目も同じくMxP3000なので、どれか1項目を重点的に強化していくより、いろんな項目の1段階目を満遍なく強化していく方が話数ごとのMxPの余りが少なく効率的だと考えます。
強化できる項目は多数ありますが、その中でも1段階目から有用な効果がある項目を強化していきましょう。
AOS研究 1段階目
強化内容 ミッションクリア時にMxP+100を追加で獲得。
数ある項目の中で、真っ先に強化すべきと思うAOSアップデートはこれ。
序盤で確認できるMxPの入手方法はかなり少なく、以下の通り。
・ミッションクリア報酬
・メイヴィーのパッシブスキル
・AOS研究
・MxPコンバーター(AOS研究2段階目で入手)を装備して移動
極論、全滅プレイで稼ごうと思えば無限に稼げるCREDIT(=資金)、PPと違ってMxPは上記の通り入手方法が限られており、ゲーム内リソースの中では一番入手に苦労しそうなため、AOS研究1段階目は真っ先に強化しておくのがおすすめです。
ただしAOS研究1段階目で得られるMxPの入手量は、スパロボ30のミッションが全60話程度だと仮定しても約6000、20話頃に4段階目を強化して+100したとしても約10000。
(8段階目の強化にMxP12000必要なので、8段階目を1回も強化できないくらいの入手量と考えれば良い)
正直誤差のレベルといえば誤差のレベルなので、これを強化しないとゲームが詰むってほどのものでもありません。無いよりはあった方がマシという程度。
またAOS研究は、3段階目が「AOSアップデートの6段階目が解放」、5段階目が「AOSアップデートの7段階目が解放」と、AOSアップデート全体のリミッター的役割に強化が3回も割かれているので、この項目だけ重点的に強化しても意味がなかったりします。
なので、とりあえず1段階目を強化した後はしばらく放置して、他の項目の強化が5段階目に到達する頃になったら、AOS研究3段階目の強化を考え始める…という感じで良いでしょう。
資金運用研究 1段階目
強化内容 敵撃墜時の入手CREDITが1.1倍になる。
何はなくとも金。以上。
人材運用研究 2段階目
強化内容 敵撃墜時の入手PPが1.1倍になる。
1段階目からPP増加であれば資金運用研究よりこちらが優先でしたが、1段階目が経験値増加なのでこちらが後回し。ただPP増加は重要なので、どっちみち資金運用研究のすぐ後に人材運用研究することになる。
機体改造設備、武器改造設備
強化内容
機体改造設備 機体改造の必要CREDITが元の値から5%カットされる。
武器改造設備 武器改造の必要CREDITが元の値から5%カットされる。
何はなくとも金。以上(2回目)
資金運用研究が入手資金10%アップで、改造設備が改造資金5%ダウンなので、同じ金額に対する効果量としては資金運用研究の方が優先度が上。資金運用研究を優先しつつ、後々これら3項目をバランスよく強化していくのが良いでしょう。
改造を始めるのは、資金運用研究、機体改造設備、武器改造設備の1段階目を全て強化してから始めるのが効率的ですが、最終的な総獲得金額から考えると誤差のレベルなので、あまり深く考える必要はなし。
全て5段階目まで強化して、入手資金が1.2倍、改造費用が15%カットになった場合、トータルでは入手資金が41%アップしたのと同じ意味になるので、お得だよ!(オオチ節)
AOS研究 2段階目(プレイスタイルによる)
強化内容 強化パーツ「MxPコンバーター」を入手。この強化パーツを装備したユニットが移動したマスに応じて、マップ終了時に追加でMxPを獲得。
稼ぎを考えずに普通にプレイする場合、一つのミッションをクリアする時にユニット1体が移動する距離は15マス程度(序盤はこれくらいのはず)。そのユニットがMxPコンバーターを装備していた場合、クリア後に入手できるMxPは、20MxP×15=300MxP。
1話あたりボーナスで約300MxPもらえることを多いと見るか少ないと見るかで、AOS研究2段階目を優先するかどうかを考えると良いでしょう。
逆に、敵1体のみ残して移動とターン終了を繰り返せば時間の許す限り無限にMxPを稼げますから、序盤からMxP稼ぎをしてゲームバランス崩壊を狙う場合には、MxPコンバーター入手が最優先。
ただし、「当該ミッションに○○ターン以内に到達でルート分岐or隠しユニット入手」のような隠し要素が無いとも限らないので、そういう隠し要素があると仮定して1周目から狙っていく場合には、MxPコンバーターを使用した稼ぎには注意が必要です。
序盤~中盤
2段階目の強化で、特殊な強化パーツが入手できる項目があるので、まともな強化パーツの少ないこの時期にそれらの強化パーツを入手していくのも美味しいと思われます。
食堂、医務室
食堂 = SP最大値(=初期値)増加、気力初期値増加
医務室 = ターン毎の気力上昇量、SP回復量増加
食堂の1段階目がSP最大値+10(=初期値+5)、医務室の1段階目が毎ターン気力+2であまり序盤で役に立たないので、資金関係より後回しがいいと判断しました。
ビレットは主に気力とSP関係の強化内容になっていて、食堂はマップ開始時の初期値を強化、医務室はターン毎の上昇量、回復量を強化となっています。
どっちも大事なので、バランスよく強化していきましょう。
ただ本作にはSRポイント目的の早解きが必要ないので、気力の初期値はそこまで重要ではないかも。
出力強化 2段階目
強化内容 強化パーツ「AOSアーマメント」を入手。この強化パーツを装備すると、「出力強化のアップデート段階に応じて、武器の攻撃力が上昇する。
貴重な攻撃力アップの強化パーツが入手できます。早期に入手できるので攻撃力の上昇量についてはあまり期待できませんが、早めに持っておいて損はないでしょう。
推進力強化 1段階目
強化内容 戦艦「ドライストレーガー」の移動力+1。
ドライストレーガーの初期移動力が4で移動に難があるので、1段階目ですぐに移動力を上げられる推進力強化は早めに強化しておいて損はないです。
ただ、ドライストレーガーを無理に戦闘に参加させる必要もないので、戦艦の足が遅くても問題ないという人ならば他の項目を優先すればOK。
中盤
序盤で強化した項目の新しい段階も順次強化しつつ、3~5段階目においしい効果を持つ項目に手をつけていく頃だと予想。
この頃になると、ミッションクリア報酬のMxPも増えてくれればありがたいですが…(願望)
また、この頃はPPにも余裕が出てきてスキル養成にも悩む頃だと思われます。スキル養成については別記事をご覧下さいませ。
格闘訓練、射撃訓練
機体の格闘武器、射撃武器が強化されます。
特に3段階目の強化では、ExCによって移動力と射程が増加するようになるため、なるべく早めに強化しておきたいところ(射程はExC5が条件でハードルが高いため、どちらかといえば移動力が上がる格闘訓練が優先)
また、5段階目からはスキルプログラムの格闘アップと射撃アップが入手できてPPの節約になるため、どちらも早めに強化したいところです。
通信システム 3段階目
強化内容 サポーター出撃枠+1。
おそらくこの頃になると優秀なパッシブスキルを持ったサポーターが増えてくると思われるため、パッシブスキル目的でサポーター枠を増やすと良いと思われる。
ちなみに体験版の段階で、地上ルート4話までクリアでサポーターは5人。6枠はわりとすぐ埋まると思われるため、有用なパッシブスキルを持った7人目が加入した時に、すぐに通信システムを強化できるようにはしておきたい。
AOS研究 3段階目
強化内容 AOSアップデートの6段階目が解放される。
MxPに余裕が出てくれば、6段階目に美味しい強化内容がある項目を強化するため、AOS研究の3段階目を強化してリミッターを解除しておきたいところ。
中盤~終盤
これまでに強化した項目の新しい段階も順次強化しつつ、6、7段階目においしい効果を持つ項目に手をつけていく頃だと予想。
戦術訓練 7段階目
強化内容 Exアクション「マルチアクション」の消費ExC-1。
マルチアクションを利用した無双プレイを使いやすくしたい。ExCレイザー的な強化パーツがもしも実装されていれば、それに合わせて強化したいところ。
ただ、マルチアクション以外のExアクションは正直使う機会があまりないので、1~6段階目の強化に旨味が少ないのがツラい。
SRポイントがなく早解きが重要でないこともあって、VXTシリーズほどマルチアクションを多用する機会はあまりないかも。
終盤
7段階目の消費MxPが8000、8段階目の消費MxPが12000で、よほどMxPを稼いでいない限りはどの項目を強化するかの取捨選択になると思われます。
補給設備 8段階目
強化内容 全ユニットの強化パーツスロット+1。
終盤、もしくは2周目以降に強化することになると思われます。
自軍全ユニットの強化パーツスロットを増やすという効果そのものは絶大なものの、補給設備はドライストレーガーの機能拡張を主とする項目であるため、1~7段階目の強化内容が微妙で、自軍全体に対する旨味がほとんどない。
終盤でMxPがあり余ってしまった場合にやっと選択肢に入るかも…という感じか。
強化パーツスロットを増やすという効果自体は凄いが、そもそも増えた強化パーツスロットに装備する強力な強化パーツがなければ意味がないので、強化パーツが余り気味になる終盤か、パーツ引継ぎがあれば2周目以降に活躍する強化内容と言えます。
補給レベル上げによるレベル99キャラ育成のために、補給設備を強化してドライストレーガーに補給装置をつけているプレイヤーであれば、早期に補給設備8段階目を目指すのも悪くない…かも?
ドライストレーガーに漢を見た人なら…?
ドライストレーガーに漢を見た人向けに、ドライストレーガー単体を強化するブリッジとエンジンルーム、ハンガーの補給設備を強化した場合どの程度強くなるか見てみましょう。
10段改造、AOSアップデート5段階まで強化した場合(ドライストレーガー単体に直接関係のない要素は除く)
- HP 20600、HP回復(中)
- EN 530(+100込み)、EN回復(中)
- 装甲値 2600(+200込み)
- 運動性 150(+30込み)
- 照準値 225(+20込み)
- 武器のCRT+10、射程+1
- 移動力 5
- 「指揮官」の効果範囲+1マス、範囲内の味方被ダメージ0.9倍、命中率・回避率補正+5%
- 攻撃対象が空中・宇宙にいる場合、援護攻撃の与ダメージが減少されない(=他ユニットと比較して援護攻撃の威力実質2倍)
- 搭載されているユニットのHP、EN全回復。気力低下なし
- 修理装置、補給装置追加
- 隣接ユニットのHP、EN10%回復
- 緊急回収の効果範囲8マス⇒12マス
- 周辺指揮の効果範囲4マス⇒5マス
- 気力上昇の効果範囲4マス⇒8マス
- 強化パーツスロット 2
パラメータの数値自体は、足の遅いちょっと強めのスーパーロボットって感じでぶっ飛んだところはないですが、これにHP、EN回復(中)がついていて、さらに戦艦としての機能は他の戦艦の完全上位互換になるので、スパロボ30最強の戦艦になることは間違いないですね…
特筆すべきは、援護攻撃の与ダメージ減少がなくなること。本作の援護ダメージ倍率は0.5倍なので、これが1倍になるのなら実質他のユニットに比べて援護攻撃の与ダメージが2倍になるのと同義です。
隣接ユニットのHP、EN回復機能も付くので、周囲4マスを味方に囲ませながら援護攻撃で戦う戦艦…というのが想定されたプレイスタイルとなるのでしょうか…?
ミツバが援護攻撃を初期習得していないのが残念ですが(笑)
ちなみにこの強化に必要なゲーム内リソースは、MxPが20000×7項目で140000MxP、資金は446500。
序盤のミッションクリアで入手するのが約3000MxPと資金20000程度なのを考えると、先は長い…(笑)
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