シンプルにワイヤリング。
E-PACE、グランドランド ハイブリッド4、XC40リチャージの3台をテスト、比較してみた。シートメタルの下には多くの才能がある。我々のテストでグランドランド、E-PACE、XC40が証明して見せたように、プラグインハイブリッドを搭載したコンパクトSUVは真のオールラウンダーだ。レポート。
ちょっと素敵な音がする。
プラグインハイブリッド車であるジャガーE-PACE、オペル グランドランド、ボルボXC40は、非常に多くの優れた資質を兼ね備えている。
コンパクトSUVとしては、室内の広さとハンディサイズのバランスが実に現代的だ。
全長は4.50メートル弱で、密集した都市交通、狭い道路、狭い駐車スペースでも、その恐怖感はほとんどと言っていいほどない。
E-PACE、XC40、グランドランドの3台は、純電動で約40kmの走行が可能だ。
同時に、小さな家族やカップルは、ゆったりとした空間で、足元のスペースや荷物の数を1cm単位で争う必要がない。
この3台のコンパクトSUVの最大の特徴は、なんといってもパワートレインにある。
内燃機関に加えて、電動モーター(オペルの場合は2基)がその役割を果たしている。
そして、それらのバッテリーはケーブルを介して外部から充電することができるようになっている。
そのため、3台はそれぞれ40kmの距離を電気だけで走ることができるのだ。
適切な通勤スタイルと自宅にウォールボックスさえあれば、1週間を通して電気で通勤し、週末には長めの旅行にも柔軟に対応できるようになっている。
ハイブリッド技術は決して安いものではない。
しかし、社用車税が1%ではなく0.5%であることや、環境ボーナス(税込みで5,981.25ユーロ=約77万円)があるため、5万ユーロ(約650万円)前後の高額な価格にはならないはずだ。
我々のテストでは、3台中どのモデルがトップに立つかを示している。
以下、その詳細をフォトギャラリーとともにどうぞ。
第3位 800点満点中492点: ジャガーE-PACE P300e AWD
接続性は良いが、後部座席が狭く、すべての点で高価。エクスクルーシブな選択肢だ。
第2位 800点満点中506点: ボルボXC40 T5リチャージPHEV
ダイナミックさでは劣り、リアの幅も狭いが、最も手頃な価格。2位に相応しい。
第1位 800点満点中515点: オペル グランドランド ハイブリッド4
リュッセルスハイムからやってきたこの車は、最も自信に満ちた走りをし、最も完全なパッケージを提供している。勝利にはそれで十分だ。
結論:
3台のコンパクトSUVは、いずれもその形状と形式で楽しませてくれる。
オペルは日常的な使用に最も適しており、この分野で唯一の4気筒として、3気筒の「XC40」や「E-PACE」よりも自信を持って性能を発揮している。
ボルボとジャガーの間の比較は、コストの面でスウェーデン製コンパクトSUVのほうが有利であることがはっきりしている。
Text: Gerald Czajka and Berend Sanders
Photo: autobild.de