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世界中の公道を舞台に、市販車ベースの競技車両で戦われるWRC(FIA世界ラリー選手権)。今年も伝統のラリー・モンテカルロを皮切りに、世界の自動車メーカーが威信をかけて開発したマシンで過酷な戦いを繰り広げています。

WRCには50年近く前から多くの日本メーカーが参戦してきました。かつて2度にわたり日本車が年間全戦を制覇し、「日本車でなければ勝てない」と言われた時代もありました。

自動車メーカーがWRCに挑戦するのは、過酷な条件下での極限の走りで得られた経験やノウハウを市販車の開発に活かし、より魅力的なクルマをお客様にお届けするためです。

本展では、日産、マツダ、三菱、SUBARU、スズキ、ダイハツ、そしてトヨタの代表的なWRC参戦車両を一堂に展示します。会場はマンガ仕立ての2.5次元イメージの空間とし、日本車のWRC挑戦の軌跡を臨場感たっぷりにご紹介します。

ダットサン 240Z(1973)
トヨタ セリカ ツインカムターボ(1985)
スズキ SX4(2008)
会期 2021年10月30日(土)~2022年4月17日(日)
場所 トヨタ博物館 文化館2階 企画展示室
内容 世界中の公道を舞台に市販車ベースの競技車両で戦われるWRC(FIA世界ラリー選手権)における、日本車挑戦の歴史を、7社12台の各社の代表的な参戦車両で紹介。
展示車両(年代順・同年のものは50音順) ① ダットサン 240Z(1973)
②三菱 コルトランサー (1974)
③マツダ RX-7(1979)
④ダイハツ シャレード(1982)
⑤日産 バイオレット (1982)
⑥トヨタ セリカ ツインカムターボ (1985)
⑦トヨタ セリカ GT-Four (1990)
⑧SUBARU レガシィ(1993)
⑨SUBARU インプレッサ(1996)
⑩トヨタ カローラ WR-Car (1997)
⑪三菱 ランサーエボリューション(2001)
⑫スズキ SX4(2008)
協力 スズキ㈱、㈱SUBARU、ダイハツ工業㈱、日産自動車㈱、マツダ㈱、三菱自動車工業㈱、㈱ラック、ラリージャパン事務局(順不同)

チラシPDFはこちら

Text&Photo:トヨタ博物館