楽天グループは10月18日、同社が提供する共通ポイント「楽天ポイント」が所定の利率で増えるサービス「楽天ポイント利息」の提供を始めた。楽天IDを持つユーザーがポイントの利用状況などを確認できる「楽天PointClub」から任意のポイントを預け入れると、月利0.009%(年利0.108%)分を還元する。同社は、主要共通ポイントでは初の取り組みとしている。
毎月末の午後11時59分59秒時点で「利息口座」に預けられたポイントを元本に利息を計算し、翌月5日に利息口座へポイントを付与する。口座には100ポイントから3万ポイントまで1ポイント単位で追加(ダイヤモンド会員は50万ポイントまで)でき、引き出しは1ポイントから対応する。手数料はかからない。金融サービスではなく、付与したポイントの現金化は不可能だ。
同社はこれまでも、楽天ポイントで投資を疑似体験できる「ポイント運用 by 楽天PointClub」、ビットコインの取引を体験できる「ポイントビットコイン by 楽天PointClub」など、ポイントを使った簡易的な投資・資産運用体験サービスを提供している。