台風14号 温帯低気圧に、大雨のおそれ 土砂災害への警戒を
異例のコースをたどった台風14号は午後3時に温帯低気圧に変わりましたが、関東地方では19日明け方まで大雨のおそれがあり、土砂災害への警戒などが必要です。
午前8時ごろの神奈川県藤沢市の映像です。道路が冠水し、車が大きな水しぶきをあげて走っています。台風14号は17日夜、統計開始以来初めて福岡県に上陸しました。その後、列島を横断しながら東へ進む異例のコースをたどり、午後3時に温帯低気圧に変わりました。
台風14号の影響で、関東では18日未明から南部を中心に雨脚が強まり、東京・練馬区では1時間に降った雨の量として9月の観測史上1位となる38.5ミリを観測しました。
このあとも台風から変わった低気圧の影響で、19日午後6時までの24時間にいずれも多いところで、関東北部で120ミリ、関東南部で100ミリ、伊豆諸島で80ミリの雨が予想され、引き続き土砂災害への警戒などが必要です。