スーダンでは、その後も民衆の抗議が続き、16日には首都ハルツームの主要橋が閉鎖されましたが、17日も治安部隊との衝突は続き、アラビア語メディアは、スーダンは軍事クーデター後最も血なまぐさい日であったと報じています・
治安部隊の銃撃等により(これまで治安当局は軍の発砲を否定していたが…)17日は14名とか15名が死亡し(その他ハルツームの近くだけで11名死亡との報道もある)数十名が負傷した模様です。
この死傷者の数字はスーダン医者協会のよるものですが、同協会によれば、これら犠牲者の多くが頭部や胸部を撃たれたものとしている由
17日の出来事に対する欧米やアラブ諸国の反応は未だ報じられていません。
15 قتيلا في قمع المتظاهرين المناهضين للانقلاب في السودان- (فيديوهات) | القدس العربي (alquds.co.uk)
取り敢えずのところ以上ですが、これまでも米国は国務長官を含めて、スーダン軍部のクーデターを非難し、文民政府に戻るよう要請し、必要があれば制裁を強化することを匂わせてきましたが、今後米国がどう出るかが注目されます