18日朝の宮城県内は上空の寒気の影響で冷え込み、気象台は山形県と宮城県にまたがる蔵王山で初冠雪を観測したと発表しました。
仙台管区気象台によりますと、西高東低の冬型の気圧配置の影響で宮城県内は上空に寒気が流れ込み、冷え込みが強まりました。
18日朝の最低気温は、
▽栗原市耕英で1.3度、
▽仙台市の作並で1.4度、
▽丸森町で1.7度など県内の多くの地点でこの秋いちばんの冷え込みとなりました。
気象台は18日朝7時ごろ、蔵王山の山頂付近が白く雪で覆われているのを確認し、初冠雪を観測したと発表しました。
蔵王山の初冠雪は平年より10日早く、去年より7日早くなりました。
18日の県内は晴れる見込みですが、寒気の影響であまり気温が上がらず、日中の最高気温は、
▽仙台市で15度、
▽石巻市や白石市で14度と、いずれも平年より4度から5度ほど低く11月上旬から中旬並みと予想されています。