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軽石の流入を警戒し、伊豆諸島の御蔵島の港に設置されたオイルフェンス=18日(東京都提供)

 東京都は18日、小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火による軽石の流入を警戒し、伊豆諸島の神津島(神津島村)と御蔵島(御蔵島村)で港の入り口にオイルフェンスを設置した。19日以降は伊豆諸島の南西側に位置する島に一定量の軽石が漂着すると予測されており、残る全島分も用意した。

 都によると、18日午後は神津島で小型の漁船が停泊するエリアの入り口にオイルフェンスを約60メートルにわたって設置。潜水士が海中に潜って位置を調整し、30分ほどで完了した。御蔵島でも約40メートル分を張った。