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 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が19都道府県で9月末まで延長され、臨時休校の継続や分散登校を取り入れる自治体も目立ってきた。感染症の専門家は、学校生活による接触機会の増加が感染拡大につながる可能性があるとみており、オンラインによるリモート授業は、感染対策と教育活動を両立させるための不可欠な試みだ。ただ、学校現場への定着はまだ道半ば。コロナ収束後や、コロナとの一定の「共存」も見据えた教育のICT(情報通信技術)化は急務の課題となっている。