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2022年1月期に放送される火曜ドラマ『ファイトソング』(TBS系)に、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみが出演することが決定した。

本作は清原果耶演じる、空手の日本代表をめざすも夢破れ、人生どん底の主人公・木皿花枝が、持ち前のスポーツ根性で逆境だらけの運命に立ち向かっていくヒューマンラブコメディ。清原のほか、花枝と三角関係の恋を繰り広げる一発屋の変人ミュージシャン・芦田春樹役で間宮祥太朗、一途に花枝を想い続けている幼馴染の夏川慎吾役で菊池風磨(Sexy Zone)の出演が決まっている。

 

そしてこのたび、追加キャストとして、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみの出演が決まった。

 

栗山がTBSの連続ドラマに出演するのは、2015年放送の金曜ドラマ『アルジャーノンに花束を』以来、約7年ぶりとなる。多くの作品で活躍している栗山が本作で演じるのは、ミュージシャン・芦田の才能をいち早く見つけた事務所マネージャー・伊達弓子。曲が書けなくなってしまった芦田に最後通告しながらも、どこかで芦田の才能を信じている。花枝と芦田の関係に弓子がどう関わってくるのか注目だ。

 

橋本は劇団☆新感線のメンバーとして活躍するほか、数々の映像作品でバイプレイヤーとして存在感を発揮している。今夏放送された金曜ドラマ『#家族募集します』では、娘との距離感が掴めない強面な父親役を好演した。そんな橋本が今作で演じるのは、花枝が抱えるある“秘密”を知る唯一の人物である医師・立石正嗣 。花枝も身近な人に相談しにくいことを立石には打ち明けられるという間柄だ。清原と橋本は今回が初共演となる。どんなやりとりを見せるのか注目だ。

 

戸次は人気演劇ユニット・TEAM NACSのメンバーとして幅広い層から支持を得ており、昨年放送された日曜劇場『半沢直樹』で演じたカリスマIT社長役が話題となった。今作で演じるのは、花枝たちが育った児童養護施設「あさひ学園」の近所にある理髪店の店長・迫智也。花枝や慎吾が幼いころからの顔見知りで、2人にとって何でも話せる相手である。為になるようなアドバイスは出来ないが、天然で真っすぐかつ面倒見のよい兄貴肌な男だ。花枝たちの保護者的存在として作品を温かく包み込む演技に注目。

 

稲森は様々な作品でシリアスな役どころからコメディまで幅広く演じ、その演技力を高く評価されている。今年7月期の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では公安刑事というクールでハードボイルドな演技を見せたことでも記憶に新しい。そんな稲森が演じるのは、「あさひ学園」の施設長・磯辺直美。小さいことは気にしない大らかで豪快な性格で、空手選手引退後すっかりぐだぐだになってしまった花枝を叱咤する母親的存在。花枝や慎吾の考えていることは全てお見通しの直美。花枝たちの恋や生き方を、稲森演じる直美がどう見守っていくのか期待が高まる。

 

物語の要所を固める個性豊かなメンバーたちが不器用な3人の若者たちとどのように関わり、どんな展開を迎えるのか。

 

栗山千明 コメント

オファーをいただき、素晴らしい座組みの一員にしてくださり大変光栄に存じます。そして今までにないような役柄にチャレンジさせていただける事に感謝しています。

 

私が演じさせていただきます弓子は、芦田をミュージシャンとして発掘したマネージャーさんです。芦田を想うが故に厳しい言葉をかける事もありますが、お茶目な面もあり親しみを感じました。

 

台詞の掛け合いも楽しく、どの登場人物も愛らしく、切なくも素敵なお話です。お楽しみに!

 

橋本じゅん コメント

お話をいただき、心の底から「やったーー!うれしいーー!」と思いました。本作はテンポが心地良いのにそれぞれのキャラクターがとても丁寧に描かれています。一人ひとりの人生をとても大切に捉えている岡田惠和さんの脚本は、読み物としても大変楽しく、台本の域を超えたところで読書として楽しんでいます。『ファイトソング』は日本全国の皆様へ向けた応援歌だと思っています。塞ぎ込んだ今の状態からみんなで前に! 上を向いて立ち上がって行ける!! そんな笑顔と元気をきっとお届け出来る作品になると信じています!

 

戸次重幸 コメント

こんなにキラキラした作品にアラフィフのおっさんが出演して良いのか?と思いましたが、昔で言うスイカに塩をかけるような役割を果たせたらとも思い、精一杯務める所存です。

 

この作品は「キラキラしてるな~~!」という感想です。ドラマならではの出会いや展開が、恋愛ドラマの原点回帰のようにも見えるし、今の時代ならではの新しさも感じる素敵なお話だと思いました。そして私の役どころで言うと、今ひとつ捉え所のないキャラクターだと思っていたんですが、先日クランクインし監督との相談のもと、人間らしさの表現方法に手応えを感じました。

 

若い世代の織りなす純粋さと不器用さの連続。良い意味でのむず痒さを、存分に感じてお楽しみください。

 

稲森いずみ コメント

「ファイトソング」と聞いてどんなドラマになるのかワクワクしました。本作は元気をもらえる、元気づけられるドラマになっていると思います。恋愛の話だけではなく人間ドラマの部分も見どころで、清原果耶さん演じる花枝が様々な逆境を乗り越えていくポジティブな姿が印象的です。個性豊かなキャラクターたちで台本を読めば読むほど展開が楽しみになります。またこの役を通して児童養護施設について色々なことを知ることができました。花枝たちにとっては母親的存在でもありますし、元気に明るく温かく見守る施設長でいようと思っております。三角関係の行方、そして結末がどうなるのか、お楽しみに。

 

あらすじ

空手の日本代表をめざしていたが、突如としてその夢を絶たれてしまった木皿花枝(清原果耶)。全てを失い人生どん底…無気力でぐだぐだした毎日を送っていたが、試合前に必ず聞いていた勝負曲の作者・芦田春樹(間宮祥太朗)との運命の出会いが訪れる。と思いきや、芦田は今や落ちぶれた一発屋。こじらせまくった変人ミュージシャンになっていた!

 

今まで空手一筋で恋もしたことがなかった花枝と、「人の心が分からないから良い曲が書けないんだ」とクビ寸前の芦田。そんな崖っぷちの2人がひょんなことから手を組み、「嘘だけど本気の恋愛」にチャレンジしていくことに!

 

番組情報

火曜ドラマ『ファイトソング』

TBS系

2022年1月11日(火)スタート

毎週(火)後10・00~10・57

 

©TBS