もっと詳しく

百田夏菜子さんのソロコンのLVを見に行った。
家から自転車で15分のところにある109シネマズHAT神戸。
いつもの映画館だ。

ももクロメンバーのソロコン参戦歴としては、
高城さん現場1回LV1回
あーりんなし
そして今回の百田さんLV。
LVがあれば遠慮なく行かせてもらってる。

今回は2日間公演の2日目。
TwitterのTLによれば、1日目よりもリラックスしてたみたい。
詳細は、Twitterで「#talkwithme」「#シンデレラタイム」「#百田夏菜子」で検索すれば、やまほどヒットする。
ほぼ称賛。

個人的に思ったことをメモ。

まず百田さんの声。
それも話す時の声がとにかく好きだということ。
決して饒舌ではないし、雄弁でもない。
でも一つひとつの言葉のトーンだったり、リズムだったり、間。
それが心地よい。
最初から最後まで、途中ややもすると危ういところはあったりもするが、訥々と連なり、きれいに着地する。
何を聞かれても。
聞く人すべてをその連なりに引きずり込む。
というより自然と引きずり込まれる。
こんな人聞いたことない。

そして今回の楽曲、そういう語るかのようなアレンジが多かった気がする。
するすると心の襞に入り込むかのような。

ピアノ

そしてピアノ。
百田さんのピアノは、小さい頃からピアノ教室に通って、教則本(今もバイエルなのかしら)を使って、先生に教わったピアノではない。
映画のために特訓した最初はいわばつけ刃的なものだったはずだ。
それがどうだ。
決して音数は多くない、いやむしろ少ないと思う。
でも一音一音が美しく、あとに残る。
そしてこれは、百田さんが話すときと同じ属性のような気がする。
百田さんはピアノで話す。
といってもいいかもしれない。

ここまで百田さんが短期間にピアノを物にできたのには、自身の身体性や思考のリズムとジャストフィットしたんじゃないだろうか。
そんなことすら思ったりする。

最後に百田さんはソロコンについて今後を明確にはしなかった。
やるともいってないしやらないとも明言していない。
たしかに今回のようなソロコンは、毎年毎年できるたぐいのものじゃないと思う。
色んなものの積み重ねやそれこそタイミングが必要なんだろう。
だから僕たちは待つしかない。
彼女の中で訪れるかもしれない次のタイミングを。