夏が来ている。
暑い日々が続くけれど、これが全然苦ではない。一年前にはもっともっと暑いところで汗を垂らして歩き回っていたことを考えると、日本の夏は快適なものだ。
つまり、そういうことである。
旅に出て、より多様な基準ともいうべきか、価値観が自分にできた。ほとんどの面で、僕は寛容さを手に入れることができたていると思う。訪れた国のすべてを知ったわけではないけれど、少なくとも日本の価値観が通用しない国を自分の足で渡り歩いてきたという自信はある。
今後の人生で突きつけられるであろう多くの選択において、最善を尽くせればいい。