プロ野球 阪神の藤原崇起オーナーが、ことしで契約最終年となる矢野燿大監督に対して、来シーズンの続投を要請したことを明らかにしました。
阪神の矢野監督は就任1年目は3位、2年目の昨シーズンは2位と順位を上げ、3年契約の最終年となる今シーズンは、18日の試合後で62勝46敗5引き分けの首位に立っていて、16年ぶりのリーグ優勝を目指しています。
こうした中、18日、阪神の藤原オーナーが取材に応じ、「3位、2位ときてことしはこれだけ長く1位をキープしているのでチームは進化していると思う。後半戦もいろいろな手を打って頑張ってくれている」と矢野監督の手腕を評価しました。
そのうえで藤原オーナーは、優勝争いが山場を迎える前に16日、矢野監督と面談して、来シーズンの続投を要請したことを明らかにしました。
これに対し矢野監督は、18日の試合後に取材に応じ「3年間やってきて、コーチも助けてくれたし、選手たちもついてきてくれた。その中で評価をしてもらえたのはありがたく思っている」と話し、前向きに受け止めていました。
そのうえで「今は1試合1試合が大事で自分たちの野球をして、ファンに喜んでもらうのが仕事なので目いっぱいやっていく」と話しました。
球団では契約年数などの詳細についてはシーズン終了後に改めて、協議することにしています。